元ドイツ代表FWサンドロ・ワグナー(32)が現役引退を発表した。 7月末に中国スーパーリーグの天津泰達を退団しフリーとなっていたワグナーは2日、ドイツ『ビルト』を通じて、12年間のプロキャリアに終止符を打ったことを明かした。 「本当に素晴ら…
元ドイツ代表FWサンドロ・ワグナー(32)が現役引退を発表した。
7月末に中国スーパーリーグの天津泰達を退団しフリーとなっていたワグナーは2日、ドイツ『ビルト』を通じて、12年間のプロキャリアに終止符を打ったことを明かした。
「本当に素晴らしいサッカー人生を歩むことが出来たことを感謝している。僕は自分の目標と夢をすべて達成することが出来た」
「ここ数日は、ブンデスリーガのクラブや多くの海外クラブから連絡をもらったよ。とても嬉しかったけど、僕の決意が揺らぐことはなかったんだ」
「9月からコーチになるためのトレーニングを開始するつもりだ。来年の夏でもコーチ業に就ければと思っている。とりあえず今は、家族と過ごす時間を楽しみたいと思っているよ」
バイエルンの下部組織出身のワグナーは、2007年7月にファーストチームへ昇格。しかし、結果を残せず1年で退団すると、その後は、デュイスブルクやブレーメン、カイザースラウテルン、ヘルタ・ベルリン、ダルムシュタット、ホッフェンハイムと多くのクラブを渡り歩いた。
2016-17シーズンにはホッフェンハイムでブンデスリーガ31試合で11ゴール4アシストを記録。翌シーズンもホッフェンハイムでプレーを続けたが、2018年1月に古巣バイエルンからのオファーを受け電撃移籍。しかし、2019年1月に出場機会を求めて天津泰達へと完全移籍していた。
中国スーパーリーグでは26試合に出場し12ゴール2アシストを記録するなど結果を残していたが、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けシーズン開幕が大幅に延期。先週末にようやく開幕を迎えていたが、ワグナーは個人的な理由から7月24日に天津泰達との契約を解消していた。