明治安田生命J3リーグ第8節の9試合が2日に行われた。 北上総合運動公園北上陸上競技場では、いわてグルージャ盛岡とセレッソ大阪U-23が対戦。先にスコアを動かしたのはC大阪U-23。フィールド中央からのロングフィードをボックス内で澤上が胸で…
明治安田生命J3リーグ第8節の9試合が2日に行われた。
北上総合運動公園北上陸上競技場では、いわてグルージャ盛岡とセレッソ大阪U-23が対戦。先にスコアを動かしたのはC大阪U-23。フィールド中央からのロングフィードをボックス内で澤上が胸で落とすと、これに反応した田平が左足でゴール左隅へ蹴り込んだ。
しかし、岩手もすぐさま反撃。34分、橋本がディフェンスの背後へボールを配給すると、飛び出した岸田がシュートを放つ。GKアン・ジュンスに阻まれるも、こぼれ球を橋本が冷静に流し込んで同点とした。さらに、40分には左サイドのクロスに対するクリアボールを小谷がダイレクトシュートで豪快にネットを揺らし、逆転に成功して試合を折り返す。
押し込まれる場面もあった岩手だが、66分に追加点。ロングボールから右サイドの深い位置に侵攻した宮市のマイナス方向のクロスを、モレラトがボックス右からニアサイドを打ち抜いた。その後は固い守備でこの2点差を守り切った岩手が、3-1で350日ぶりのホーム白星を勝ち取った。また、3バックへ舵を切って以降、これで3連勝としている。
7連勝で首位を走るブラウブリッツ秋田はニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と対戦した。81分に林のPK失敗があったが、54分の江口の直接FK弾を死守し、1-0で勝利。開幕からの連勝を「8」に伸ばし、独走態勢に弾みをつけた。
えがお健康スタジアムではロアッソ熊本と福島ユナイテッドFCが激突。試合終盤まで得点が生まれない中、熊本の大木監督が送り出した交代選手が仕事をする。70分に浅川、80分に伊東が指揮官の期待に応えて得点を挙げ、熊本が2-0で勝利した。
前節の単独2位を懸けた直接対決で熊本と1-1の引き分けで痛み分けとなったガイナーレ鳥取は、Axisバードスタジアムでカターレ富山と対戦した。試合終盤まで0-0で進むも86分に坂井のゴールで先制すると、安藤が終了間際に左足一閃で2点目をマークし、2-0で勝利。熊本に得失点差を離されることなく同率で今節を終えた。
8/2(日)
いわてグルージャ盛岡 3-1 セレッソ大阪U-23
FC今治 1-1 ヴァンラーレ八戸
Y.S.C.C.横浜 0-1 ブラウブリッツ秋田
SC相模原 2-1 鹿児島ユナイテッドFC
藤枝MYFC 3-1 FC岐阜
AC長野パルセイロ 1-0 ガンバ大阪U-23
カマタマーレ讃岐 0-1 アスルクラロ沼津
ロアッソ熊本 2-0 福島ユナイテッドFC
ガイナーレ鳥取 2-0 カターレ富山