打球頭部直撃から復帰した田中は51球で降板

■ヤンキース – Rソックス(日本時間2日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのレッドソックス戦に今季初先発した。3回途中で球数が50球を超えたところで降板。2回2/3を投げて4安打2失点で、今季初登板での白星はならなかった。

 初回先頭のベニンテンディを低めのスプリットで空振り三振に仕留めた田中。続くピラーに右前安打を許したものの、デバースを空振り三振、ボカーツを中飛に打ち取り、無失点の立ち上がりとした。

 2回も無失点に抑えた田中だったが、3回に1死からベニデンティに四球、ピラーに左前安打を許して、この日初めて得点圏に走者を背負った。デバースは中飛に打ち取ったが、ボガーツには右中間フェンス直撃の適時二塁打。二塁への送球がこぼれる間に2点目を失った。ここで球数が51球と、50球を超えて田中は降板した。

 サマートレーニング中の7月4日(同5日)の打撃練習での登板中にジャンカルロ・スタントン外野手の打球が頭部に直撃した田中。軽い脳震盪の症状があったため、その後は慎重に調整を進め、この日が今季初登板だった。負傷後初の実戦登板でまずまずの投球を見せた田中に米メディアからも称賛の声が上がった。

 米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」のヤンキース番マックス・グッドマン氏は自身のツイッターで「マサヒロ・タナカは3回を切り抜けられず。しかし色々考慮すると、ライナーの頭部直撃から最初の登板で手堅い投球をした」と高く評価した。

 また、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる名物セレブのロブ・フリードマン氏は田中のスプリット動画を公開し「マサヒロ・タナカによる86マイル(138.4キロ)のエグいスプリット」とし、米メディア「バースツールスポーツ」のヤンキース番エリック・ハブス氏も「タナカは素晴らしく思える」とツイッターで綴った。(Full-Count編集部)