内角のボール球を避け、グリップエンドに当たりミットに収まり空振り三振の珍事 NPBで世にも奇妙な空振り三振が生まれたのをご存知でしょうか? 7月31日に行われたロッテ対楽天戦(ZOZOマリン)で振ってないのに空振り三振となった“珍プレー”が…

内角のボール球を避け、グリップエンドに当たりミットに収まり空振り三振の珍事

 NPBで世にも奇妙な空振り三振が生まれたのをご存知でしょうか? 7月31日に行われたロッテ対楽天戦(ZOZOマリン)で振ってないのに空振り三振となった“珍プレー”が起きた。バットのグリップエンドに当たり、捕手がダイレクト捕球する珍しい光景にファンも「芸術点高めの三振」と賛辞を送っている。

 誰もが「?」となったプレーが起きたのは2回だった。2死走者なしの場面で楽天・太田はフルカウントから内角高めの141キロ直球に反応。明らかなボール球でバットを止めたが、グリップエンドにかすり捕手・田村はこれをミットに収めた。

 バットを振ってはいないがファウルチップをダイレクトで捕球したことで、球審は空振り三振を認めた。この“珍プレー”を「パーソル パ・リーグTV」は「“振ってない”のに…空振り三振を取られたワケ」とのタイトルで動画を公開。これにはファンも驚きの声を上げていた。

「芸術点高めの三振」

「え?」

「審判ナイス!」

「審判のファインプレー」

「ナイスジャッジ」

「審判に拍手」

 決定的瞬間を見逃さず、見事な判定を下した石山球審を称える声が相次いでいた。(Full-Count編集部)