1日、明治安田生命J1リーグ第8節の浦和レッズvs清水エスパルスが埼玉スタジアム2002で行われ、1-1の引き分けに終わった。 前節は横浜FC相手に0-2で勝利を収めた浦和は、スタメンを3人変更。鈴木、柏木、興梠が外れ、トーマス・デン、汰木…

1日、明治安田生命J1リーグ第8節の浦和レッズvs清水エスパルスが埼玉スタジアム2002で行われ、1-1の引き分けに終わった。

前節は横浜FC相手に0-2で勝利を収めた浦和は、スタメンを3人変更。鈴木、柏木、興梠が外れ、トーマス・デン、汰木、杉本を起用した。

対する清水は、前節は大分トリニータ相手にセットプレーから4ゴールを奪い今季初勝利。その試合と同じスターティングメンバーを起用。勢いを持って連勝を目指す。

先にチャンスを作ったのは浦和。11分、エヴェルトンがスルーパス。これをハーフウェイライン付近でレオナルドがフリックすると、受けた汰木が抜け出しドリブル。ボックス付近まで持ち上がるが、エウシーニョが対応すると、最後は上がってきた杉本がパスをダイレクトシュート。しかし、枠を捉えられない。

清水は24分、エウシーニョがボックス手前でドリブルを仕掛けると、トーマス・デンが倒してFKを獲得。ボックス手前ギリギリのところから西澤が直接狙うが、壁の橋岡が頭でクリアしゴールとはならない。

39分には左サイドから西澤がクロス。ボックス内で青木がヘッドでクリアも、浮いたボールはゴールへ。しかし、これはクロスバーに当たりゴールとはならない。

42分にも清水がカウンターからチャンス。右サイドでパスを受けた金子がボックス右からクロスを上げるも、後藤のヘッドはGK西川がセーブする。

清水は最終ラインから繋ぐと。関根がチャージしてスローインへ。素早いスローインを受けたレオナルドがドリブルを中央に仕掛けると、一度はパスミスもこぼれ球を拾い、冷静にコースを狙って流し込んだ。

先制した浦和は、清水の攻勢を受けるものの、勢いを持ったサイド攻撃で清水ゴールに迫る。

山中や途中出場の荻原が陣取る左サイドから清水陣内に攻め込むが、なかなか得点を奪えない。

すると清水は86分、CKの流れから一度は防がれるも、こぼれ球を拾った中村が右サイドを突破。ラインぎりぎりで浮き球のクロスを上げると、ヴァウドがヘディングで合わせ、清水が同点に追いつく。

浦和はアディショナルタイム4分、ボックス手前のFKから浮き球のパスに槙野が反応。折り返しをエヴェルトンが頭で合わせるが、わずかにオフサイドとなる。

結局そのまま試合は終了。清水が追いつく形で勝ち点1を獲得。浦和は痛いドローとなった。

浦和レッズ 1-1 清水エスパルス

【浦和】

レオナルド(後9)

【清水】

ヴァウド(後41)