どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回はアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがマンチェスター・シティで決め…

どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回はアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがマンチェスター・シティで決めた最初のゴールだ。

2003年にアルゼンチンの名門インデペンディエンテでプロデビューを果たしたアグエロは、若くしてそのストライカーとしての才能を開花させ、2006年にはアトレティコ・マドリーへ加入し、ヨーロッパデビュー。エースストライカーとして活躍すると、2010年にマンチェスター・シティの目玉補強の一人として加入した。

加入初年度からシーズン20ゴール以上を記録する大活躍を見せると、以来躍進を続けるシティの得点源として、公式戦370試合で254ゴールをあげている。

そんなアグエロのシティ初ゴールとなったのは、プレミアデビュー戦となった2011年8月15日のプレミアリーグ開幕節、スウォンジー戦で決めたゴールだった。

1-0とリードして迎えた59分、途中出場でアグエロがピッチに立つと、ここからアグエロショーが始まる。

交代の9分後の68分、相手ボックス内でDFマイカー・リチャーズのパスを流し込み、いきなり初ゴールを決めてみせると、71分にはMFダビド・シルバへのアシストを記録した。そして終了間際の90分には、ボックス手前でボールを受けると、強烈なミドルシュートを叩き込んだ。

途中交代で2ゴール1アシストと、鮮烈なプレミアリーグデビューを飾ったアグエロの活躍もあり、試合は4-0とシティが大勝している。