パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるトーマス・トゥヘル監督は、最後のクープ・ドゥ・ラ・リーグ制覇を果たしての国内4冠達成に大きな満足感を示している。クラブ公式サイトが試合後会見のコメントを伝えている。 PSGは7月31日にスタッド・ドゥ・…
パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるトーマス・トゥヘル監督は、最後のクープ・ドゥ・ラ・リーグ制覇を果たしての国内4冠達成に大きな満足感を示している。クラブ公式サイトが試合後会見のコメントを伝えている。
PSGは7月31日にスタッド・ドゥ・フランスで行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝でリヨンと対戦。
一進一退の攻防となった試合は互いに決め手を欠き、120分間で決着は付かず。迎えたPK戦でも互いに5人目まで全員が成功した中、先攻のリヨンの6人目のFWベルトラン・トラオレのシュートをGKケイロル・ナバスが見事な反応でストップ。そして、直後にPSG6人目のMFパブロ・サラビアが冷静に決め、PK戦を6-5で制したPSGが、先週のクープ・ドゥ・フランスに続きカップファイナルを制し、シーズン開幕前に行われたトロフェ・デ・シャンピオン含む国内4冠を達成した。
同試合後、公式会見に出席したトゥヘル監督は、苦しみながらも達成した国内4冠に満足感を示している。
「私のチームを誇りに思うよ。彼ら全員が頼れる仲間たちだ。我々は共にプレーし、仕事を楽しみ、苦しみも分かち合ってきた。それは私にとって本当に幸せなことだし、心から誇りに思っているよ」
「我々は集中力を切らすことなく、勝利への意欲も失わず、自信を持っている。これまでもPK戦を勝利してきたし、そういったものが心の拠りどころとなっていた」
「我々は4つすべてのタイトルを獲得した。そして、ロッカールームの雰囲気は非常に良い。多くの人は我々が勝つことを当然のことと考えているかもしれないが、それは決して簡単なことではない。4つのタイトル獲得はこのチームにメリットをもたらし、そのことに満足しているよ」
今シーズンもフランス国内で圧倒的な強さを示したPSGは、ヨーロッパでの悲願のタイトル獲得に向け、12日にチャンピオンズリーグ準々決勝でアタランタと対戦する。