現地30日、8月22日開幕予定の「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)が公式サイトでワイルドカード(主催者推薦枠)を発表。その中の一人…

現地30日、8月22日開幕予定の「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)が公式サイトでワイルドカード(主催者推薦枠)を発表。その中の一人に、大坂なおみ(日本/日清食品)が入った。【関連記事】錦織が約1年ぶりの試合へ挑む!全米OP前哨戦の出場者リストが公開

29日に発表されたエントリーリストには世界10位の大坂の名前が載っていなかったことから、その時点では「全米オープン」前哨戦に出場しないのかもしれないと思われていた。

大坂と同じくワイルドカードを獲得したのは、世界37位のスローン・スティーブンス(アメリカ)、67位ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、124位キャサリン・マクナリー(アメリカ)、そして今シーズン2月の大会で現役復帰した元世界1位のキム・クライシュテルス(ベルギー)だ。

「ウェスタン&サザン・オープン」の出場予定選手には、女子トップ10として大坂のほか、2016年同大会優勝者の世界3位カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、世界4位ソフィア・ケニン(アメリカ)、2018年優勝者の世界7位キキ・バーテンズ(オランダ)、世界8位ベリンダ・ベンチッチ(スイス)、2度の優勝経験を持つ世界9位セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の5人が名を連ねている。

また、前年優勝者の世界13位マディソン・キーズ(アメリカ)と、2017年優勝者の世界16位ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)もエントリーしており、同大会歴代優勝者はワイルドカードのクライシュテルスを加えて合計6人出場予定。

WTA(女子テニス協会)ツアーは、8月3日開幕の「パレルモ・オープン」(イタリア・パレルモ/8月3日~8月9日/クレーコート)から再開が予定されている。「ウェスタン&サザン・オープン」閉幕後、8月31日からは「全米オープン」が予定されている。

そしてイギリスのロイター通信によると、大坂のマネジメント会社は30日、彼女が予定通り「全米オープン」へ出場するつもりであることを明らかにしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Darrian Traynor/Getty Images)