現在女子テニス世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)。彼女が今年の「全米オープン」とその前哨戦を欠場することを決めたと、オーストラリアの通信社AAPが伝えている。【最新】W…

現在女子テニス世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)。彼女が今年の「全米オープン」とその前哨戦を欠場することを決めたと、オーストラリアの通信社AAPが伝えている。【最新】WTAシングルスランキング

バーティは30日、AAP通信に対し「私とチームは、"ウェスタン&サザン・オープン"と"全米オープン"へ向けての渡米はしないことを決断した」と明かした。

「どちらも大好きな大会なので難しい決断だったけれど、新型コロナウイルスには依然として重大なリスクがあって、自分もそうだし私のチームをそのような状況に置くのは気が引ける」「USTAには大会のために最善を尽くして欲しいし、来年はアメリカに戻れることを楽しみにしているわ」

2019年6月24日付けのランキングで、大坂なおみ(日本/日清食品)に変わって初めて世界1位の座に就いたバーティ。グランドスラムでは2019年の「全仏オープン」でタイトルを獲得している。

その「全仏オープン」へ向けたクレーコートシーズンは今年、「全米オープン」後に開催される予定だ。全仏での連覇がかかるバーティは「"全仏オープン"とその周辺のWTAヨーロッパ大会については、今後数週間のうちに決断を下すつもり」としている。

女子テニスのWTAツアーは、8月3日開幕の「パレルモ・オープン」(イタリア・パレルモ/8月3日~8月9日/クレーコート)で約5ヶ月ぶりに再開される予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのバーティ

(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)