29日、プレミアリーグ昇格プレーオフの準決勝2ndレグが行われ、ブレントフォードが逆転で決勝進出を決めた。 シーズン3位…
29日、プレミアリーグ昇格プレーオフの準決勝2ndレグが行われ、ブレントフォードが逆転で決勝進出を決めた。
シーズン3位のブレントフォードと6位のスウォンジーの一戦。スウォンジーのホームで行われた1stレグは1-0でスウォンジーが先勝していた。
1904年から116年にわたって使用してきた本拠地であるグリフィン・パークでのラストマッチとなったこの一戦。先勝を許していたブレンフォードだが、前半から畳み掛ける。
11分、相手CKをGKがキャッチ。ここからのカウンターを仕掛けると、自陣からのマティアス・イェンセンのロングスルーパスに抜け出したワトキンスがGKとの一対一を冷静に決めて、ブレントフォードが2戦合計で同点に追いつく。
さらに15分には、左からのベンラーマの低いクロスを、ボックス内でマルコンデスがヘッド。これがゴール左に決まり、2戦合計で逆転に成功する。
その後も攻勢を止めないブレントフォードは、19分にも決定機。自陣でのピンチを凌ぐと、そこからベンラーマが左サイドを突破しボックス内へ侵入。そのままシュートを放つが、これは左ポストを叩き、ゴールとはならない。
ブレントフォードのリードで迎えた後半も立ち上がりにスコアを動かす。46分、左からのクロスをボックス中央でムベウモがダイレクトボレー。これが決まり、リードを広げる。
得点を奪わなければプレミアリーグ昇格が絶たれるスウォンジーは攻勢を強めるが、GKデイビット・ラーヤが立ちはだかる。
それでも78分、相手のクリアミスを見逃さなかったブリュースターがGKの頭上を越すループシュートを決めて1点差に。しかし、その後はゴールを奪えずタイムアップ。3-1でブレントフォードが勝利し、2戦合計3-2で決勝に駒を進めた。
なお、準決勝のもう1試合はフルアムvsカーディフで30日に2ndレグが行われる。
ブレントフォード 3-1(AGG:3-2) スウォンジー
【ブレントフォード】
オリー・ワトキンス(前11)
エミリアーノ・マルコンデス(前15)
ブライアン・ムベウモ(後1)
【スウォンジー】
リアン・ブリュースター(後33)