スペインで新型コロナウイルス感染症の危機が再び訪れている。ラ・リーガ2部の最終節直前で陽性者が出たCFフエンラブラダは、…
スペインで新型コロナウイルス感染症の危機が再び訪れている。ラ・リーガ2部の最終節直前で陽性者が出たCFフエンラブラダは、最終的に26人の新型コロナウイルス陽性反応が出た。レアル・マドリーでも1人が陽性となっており、アルメリア、セビージャ、レアル・サラゴサでもそれぞれ感染者が出ている。
ラ・リーガ2部の最終節が行われた7月20日(月)に選手から最初の陽性反応が確認されてから、多くのクラブにおいて健康を取り巻く状況が不安定になっている。
■フエンラブラダ対デポルティーボ
全ては、ラ・リーガ2部の最終節を戦うためにラ・コルーニャへ移動する前のフエンラブラダの選手4人に陽性反応が出たことから始まっている。この選手達は、マドリードにとどまったが、さらなる感染者が発覚したため試合が延期された。
時間が経つにつれて状況はより深刻になり、フエンラブラダ内での新型コロナウイルス感染者の数は、合計26人にまで増え、そのうちの1人は入院している。試合は延期とされていたが、デポルティーボ、ヌマンシア、エストレマドゥーラ、ラシン・サンタンデール、エルチェ、ラージョ・バジェカーノから、この不安定な状況に対して抗議がされ、CSD(スポーツ局)、ラ・リーガ、RFEF(スペインフットボール連盟)も事態をコントロールできずに頭を悩ませており、最終的に中止の判断を下している。
■ラ・リーガ昇格プレーオフ
フエンラブラダ対デポルティーボ戦が中止となった結果、7位だったエルチェがラ・リーガ昇格プレーオフ圏内に順位を上げている。しかし、プレーオフ圏内にいるアルメリアとサラゴサという2チームからも新型コロナウイルス感染者が出ており、状況はさらに複雑になっている。両チームともチーム内に感染者が出たことを発表しており、現在その他に感染者がいないかどうかの検査結果を待っている。
■ヨーロッパの舞台への影響
感染者が出ているのは、ラ・リーガ2部のクラブだけではない。28日、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦が約1週間後に迫っているレアル・マドリーのマリアーノ・ディアスに陽性反応が確認された。同選手はすぐに隔離されており、その他の選手達に感染はしていないと推測されている。
また、29日にセビージャからはセルビア代表MFネマニャ・グデリの陽性が判明した。セビージャもマドリー同様に来週からヨーロッパの舞台で戦う予定であり、ローマを迎えヨーロッパリーグを戦うことになっている。
■新たな感染拡大
スペイン全体で新たな感染拡大が起こっており、これらの陽性反応はフットボール界に限ったことではない。新たな感染拡大(*第2波とは言わない)に関係機関も動き出している。
8月8日にカンプ・ノウで行われる予定のFCバルセロナ対ナポリ戦は、現状、開催の危機に瀕しているとまでは言わないが、このデリケートな状況への管理はカタルーニャ州政府の能力にかかっている。
加えて、UEFAも、女子チャンピオンズリーグのベスト8以降が8月下旬に集中開催される予定のバスク州(スペイン)の状況を注視している。
新型コロナウイルスによる問題は、スペインとヨーロッパにおいて非常な複雑な状況を作り出している。ただ、これはフットボール界だけでなく、一般社会も直面している問題であり、新型コロナウイルスとの戦いは、これからも続いていく。
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