MLBワールドシリーズ第7戦が11月2日に行われ、シカゴ・カブスがクリーブランド・インディアンスに8-7で勝利して2016年のワールドチャンピオンに輝いた。カブスの優勝は108年ぶり3度目。両チーム3勝3敗で迎えた最終戦は死闘になった。五回…

MLBワールドシリーズ第7戦が11月2日に行われ、シカゴ・カブスがクリーブランド・インディアンスに8-7で勝利して2016年のワールドチャンピオンに輝いた。カブスの優勝は108年ぶり3度目。

両チーム3勝3敗で迎えた最終戦は死闘になった。五回にハビエル・バエスのソロ弾、アンソニー・リゾのタイムリーでカブスが5-1とリードする。だが裏の攻撃でインディアンスは相手バッテリーにミスが出たのに乗じて2点を返す。

5-3とされたカブスだが、直後の攻撃で捕手のデービッド・ロスがホームラン。勝っても負けても現役最後の試合となるベテランが、ア・リーグ優勝決定シリーズMVPのアンドリュー・ミラーから意地の一発を放ち再び3点差。

予想外の一撃にファンも、「引退表明のロスがホームランとか涙不可避」「まさかのロスのホームラン」「ロスおじさん最高!」「ロスがやりやがった!!!」と大興奮だった。

そして試合が大きく動いたのは八回裏。3点をリードされたインディアンスは2アウトからホセ・ラミレスが出塁。カブスはジョン・レスターに代えて、アロルディス・チャップマンをマウンドに送る。だが、前日の試合でベースカバーに走った際、右足首を痛めていたチャップマン。いつもの唸るような速球が見られず同点ホームランを浴びる。

延長に入った試合は十回の表、走者ふたりを置いてカブスはベン・ゾブリストが勝ち越しのタイムリー二塁打。ミゲル・モンテロにもタイムリーが出て2点リードする。

インディアンスも裏の攻撃で1点返したが反撃及ばず。カブスが108年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

ファンからは1世紀ぶりの優勝を祝福する、「ついに108年ぶりWS制覇!これでヤギは終わりだね!」「ついにカブスはヤギに勝った」「シカゴ・カブス優勝。ヤギの呪い解けたね」「呪いがようやく解けた瞬間。おめでとう、シカゴカブス」「カブスおめでとうー!最高に面白い試合だった! 」などの声が寄せられている。

シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一(2016年11月2日)(c) Getty Images

シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一(2016年11月2日)(c) Getty Images

シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一(2016年11月2日)(c) Getty Images

シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一(2016年11月2日)(c) Getty Images

シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一(2016年11月2日)(c) Getty Images

シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一(2016年11月2日)(c) Getty Images

シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一(2016年11月2日)(c) Getty Images

シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一(2016年11月2日)(c) Getty Images

川崎宗則 参考画像(2016年11月2日)(c) Getty Images

川崎宗則 参考画像(2016年11月2日)(c) Getty Images