国際スポーツクライミング連盟(IFSC)は23日、“新たなフォーマット”によるスピードクライミングの国際大会「IFSC Connected Speed Knockout presented by JAL」を8月2日(日本時間3日)に開催すると発表した。

 IFSCが「これまでにないフォーマット」とした大会には、オーストリア、チェコ、フランス、ドイツ、インドネシア、イタリア、日本、ポーランド、ロシアの計9か国から50人以上が参加するとされ、昨年の世界選手権覇者ルドヴィコ・フォッサリ(イタリア)など有力選手の出場が発表されている。大会方式は通常のW杯と同じく予選上位16名が決勝に進み、1対1によるノックアウト制で優勝者を決める。

 IFSCのマルコ会長は「とても興奮している。これまでにない新しいフォーマットであり、この厳しい時期にも関わらず実施まで持ち込んだスポーツ部門に祝意を述べたい。各国連盟もこのプロジェクトを熱意をもって受け入れてくれ、大変うれしく思っている」とコメントした。

 日本山岳・スポーツクライミング協会によれば、同大会は事前に収録した競技映像を用いて行われるオンライン対戦型のイベントで、日本からは今年のスピードジャパンカップ3位の竹田創などが出場。選手たちはビッグファイナル進出までを想定して、予選2本、決勝4本の競技をすでに撮り終えたのだとか。

 異なる場所にいながらも同じ大会に参加できるこのイベントは、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外への移動もままならず、多くの大会が延期・中止となっている現在において、スポーツクライミング3種目の中で唯一コースが世界共通であるスピードだからこそ実現できたと言えるだろう。

 大会は日本時間の8月3日0時からスタートし、IFSCのFacebookとYouTubeチャンネルで配信される。なお、8月3日は来夏の東京五輪でスポーツクライミングが初開催されるちょうど1年前となる。

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編集部 /

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IFSC/Eddie Fowke