セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とアンディ・ロディック(アメリカ)はどちらもアメリカのテニスレジェンドだ。年代が同じ二人には、接点がいくつもあった。ライブ配信の中でロディックは、子供の頃にセレ…

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とアンディ・ロディック(アメリカ)はどちらもアメリカのテニスレジェンドだ。年代が同じ二人には、接点がいくつもあった。ライブ配信の中でロディックは、子供の頃にセレナに負けたことがあると明かした。テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが伝えている。【動画】セレナの4連続、強烈なサービスエース【動画】ロディックの強烈なサーブをCMにしたおもしろい映像

セレナはロディックに勝ったことで、間接的に他の偉大な男子選手たちにも勝ったことになる、と主張するそうだ。ロディックによればこうだ。「セレナと話すたびにそのことを持ち出されるんだ。彼女のこれまでの勝利の中のベスト5というリストを送ってくれたことがあるんだけど、他は全部グランドスラムでの勝利なのに、僕に勝った試合も入っていた」

「セレナの論理はこうなんだ。彼女は9歳か10歳の頃に僕に勝ったことがあるから、たくさんの男子のチャンピオンたちに間接的に勝ったことになるってね。間接的な勝利、という規則をどこまであてはめるかによるけど」

「セレナは僕に勝ったことがあるから、つまり僕が勝ったことのあるロジャー・フェデラー(スイス)にも、ラファエル・ナダル(スペイン)にも、アンドレ・アガシ(アメリカ)にも、ピート・サンプラス(アメリカ)にも間接的に勝ってるって。だから僕への勝利は彼女にとって大きな勝利ということになる」

セレナはロディックより1歳上だ。それは子供の頃には、大きな差だったろう。とは言え、その1勝ゆえにセレナはロディックに会う度に一生からかうことができるチャンスを得たわけだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2012年のロディック(左)とセレナ(右)

(Lucas Oleniuk/Toronto Star via Getty Images)