ブラジル1部・ボタフォゴの本田圭佑は27日、ウェブ会見を開き、代表取締役CEOを務める「NowDo」が設立する学校の開設にあたり、教育のあるべき姿や理想の教育について持論を展開した。

本田は「夢を目指している子どもたちに何かきっかけを与えられるような場所をつくりたい」と学校設立のコンセプトを強調。「夢を追っている子どもやそうでない子どもにこのサービスを利用してもらいたい」と述べ、どこまで届けられるのは分からないけれど、「大きな挑戦をしたい」と“学校”設立の意図を説明した。

(C)NowDo株式会社

受講料は月額1ドル(約110円)。この“格安”ともいえる料金設定については「深刻な経済格差にアプローチしたかった。1ドルなら誰でも払えるだろうと。自分に投資をして、それ以上のものを得てほしい」と説明。 また、世界展開も考えており「強く海外を意識していることをメッセージとして伝えたいので100円ではなく、1ドルと言わせていただいている」と明かした。進出先としてはカンボジアなど東南アジア、ブラジル、アフリカを挙げた。中高生を対象に月額1ドルだが、19歳以上も別途有料で受講できるいう。

これまでもサッカースクールなどを運営してきた本田だが「今までは既に夢が見つかっている子供たちに対し、成功するための教育をサービスとしてやってきた。今回は人としてどう生きていくのかを真剣に考え、夢を追っている子以外の子供たちにこのサービスを使ってもらえるかという視点で立ち上げた」と違いを語る。これまでとはまた異なるアプローチで情報を提供していく構えだ。

そして我々スポーツブルから「まだ教育への具体的な課題意識を持たない中学生の子どもたちに、サービスの受講を促す場合、親はどのような声かけやサポートをするべきか」という質問をしたところ、本田は「きっかけは半強制的だと思う」と回答。

学校も半強制的に通っているはずなので、「親がきっかけを与えることで入り口となり、そこからは子どもたち自らが考えて何を学ぶかを考えて行ってほしいと思う」と補足、「世の中で起きている多様な領域を学んでいくことを大人が気付けば、それを子どもに伝えるべきだと思う」と言及した。

オンラインスクールは早速7月28日にはプログラミング、同31日にはスポーツ経験が社会にどう生きるのか?といったテーマの授業が用意されているという。講師は社会の第一線で活躍しているプロフェッショナル、社会人、そして本田自身も講師を務める予定で「やる気満々です」と意気込みを語った。