試合へ向けて10回のドキュメンタリー制作 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏が、9月12日に米カリフォルニア州で元4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏とエキシビションマッチを行う。この試合をペイパービュー(PPV)…

試合へ向けて10回のドキュメンタリー制作

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏が、9月12日に米カリフォルニア州で元4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏とエキシビションマッチを行う。この試合をペイパービュー(PPV)で放映するのは米ソーシャルメディアプラットフォームの「トリラー」社。同社は5000万ドル(約53億円)超で放映権を獲得したという。

 ボクシング界のレジェンド同士のビッグマッチ。ヘッドギアを着用して行われるエキシビションとはいえ、米国のみならず世界中から熱い視線が注がれている。

 放映権を獲得したのはトリラー社。米国版の「TikTok」とも言われ、急成長中の動画アプリ「トリラー」を運営。注目度が高まっている企業だ。

 米放送局「CNBC」によると、トリラー社はエキシビションマッチの放映権を5000万ドルを超える金額で獲得。また本番へ向けてのPRにも余念がなく、「この戦いに向けて、トリラー社は10回ドキュメンタリー作品を制作し、試合に至るまでの選手の独占映像を週2回放送する予定だ。また同社の発表によると、重要なアンダーカードも含めイベントは同社の象徴的な音楽パフォーマンスで盛り上げられるという」と紹介している。

 また米専門メディア「ボクシングシーン.com」によると、この試合が同社にとっての初めてPPVで放映するイベントだという。

 レジェンド同士の対決をどのように盛り上げていくのか、今後より一層の注目が集まりそうだ。(THE ANSWER編集部)