7月17〜19日にスペイン・バルセロナで開催された「オプティミスト級カタルーニャ選手権」で、ポル・マテウ選手(Pol Mateu・15歳・江の島ヨットクラブジュニア所属)が優勝を飾りました。彼は今年2月に開催されたオプティミスト級ナショナルチーム選考で世界選手権出場を決めた日本代表選手で(2020年世界選手権は新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいました)、日本とスペインを行き来しながら成長してきました。ポル・マテウ選手から届いたレポートを紹介します。(BHM編集部)

7月カタルーニャ選手権で優勝したポル・マテウ選手

◎スペイン・カタルーニャ選手権優勝レポート

 3日間、計12レースを2-8-3-10-1-5-2-(28)-5-1-3-5の成績で終え、優勝する事ができました。今年はとても目まぐるしい年で、江の島EYCJでのセーリング、3月バレンシアでのオレンジ杯、そしてその後のコロナウイルスによるロックダウンでセーリングができず、多くの感情と不安な状況が続きました。(レポート/Pol Mateu)

 今回のチャンピオンシップは、僕がセーリングを始めて、両親の転勤で日本に移り住むまでの間に所属していたCNM(Club Nautic Masnou)というクラブが主催しました。

 両親とスペインでの夏休みを過ごす間、Catalonian Sailing Federation (FCV)に所属する、Aクラス50名が参加するカタルーニャ選手権に出場する事ができました。

 3日間のレース中、8〜17ノットの様々なコンディションでレースが行われました。レース序盤は確固たる自信はなく、優勝争いができるとは考えていませんでしたが、4レースが終わった後に自分がいつも通りレースをすれば、充分に戦う事ができるという自信が持てました。

 ボートスピードと、レース中の正しい判断に集中する事で、たとえスタートが良くなかったとしてもTOP5以内でフィニッシュする事ができました。

 8レースが終わった最終日、昨年のヨーロッパ選手権で4位だった女子の選手と4点差の2位で、僕はとても緊張していましたが、物事をシンプルに考える事と、結果を心配する事を止めて、スタート、アップウインド、ダウンウインドひとつひとつに集中してベストを尽くし、全てのリスクを排除する事ができました。

 いつも成長のための閃きを与えてくれるJordi Xammar(東京五輪スペイン470代表)、素晴らしいセールを供給してくれたノースセールジャパンの白石さん、僕のヒーロー達とコーチ達に感謝したいと思います。

 ライバルセーラー達の中で、結果と高いパフォーマンスを出す事ができた事をうれしく思います。

 この先もセーリングを続けていくことがとても楽しみです!