ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは3日、初陣となる今週土曜日のアルゼンチン代表戦(東京・秩父宮ラグビー場)に臨む試合登録メンバー23名を発表した。 35歳で初招集されたPR仲谷聖史(ヤマハ発動機)のほか、チームメイトの…

 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチは3日、初陣となる今週土曜日のアルゼンチン代表戦(東京・秩父宮ラグビー場)に臨む試合登録メンバー23名を発表した。
 35歳で初招集されたPR仲谷聖史(ヤマハ発動機)のほか、チームメイトのFL三村勇飛丸とFLヘル ウヴェ、同じくニューフェイスのLO梶川喬介(東芝)、LOアニセ サムエラ(キヤノン)、CTBアマナキ・ロトアヘア(リコー)、WTBレメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)が先発メンバーに名を連ね、初キャップ獲得となる。レメキは今夏のリオ五輪でも活躍したセブンズのスターだが、15人制の国際舞台でも変幻自在の走りが期待される。

 ベンチで待機するテストマッチ未経験者は6人で、PRの山本幸輝と伊藤平一郎(ともにヤマハ発動機)、FLマルジーン・イラウア(東芝)、NO8松橋周平(リコー)、SH小川高廣(東芝)、そしてCTB/SOティモシー・ラファエレ(コカ・コーラ)もデビューのチャンスだ。

 昨年のワールドカップで南アフリカ代表撃破を含む3勝1敗という好成績を収めた日本代表だが、そのときのスコッドで今回のアルゼンチン戦メンバーに入ったのは9人(先発:8、リザーブ:1)。今春デビューしたリザーブのLO/FL谷田部洸太郎を含めてキャップ総数は「348」と、かなり若い布陣となった。

 新生ジャパンはHO堀江翔太とCTB立川理道の共同主将制だが、この試合のゲームキャプテンは堀江が務める。

 現在、世界ランキング12位の日本代表に対し、アルゼンチン代表は9位。8月から10月にかけて南半球のビッグ3(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ)と対戦したため順位を下げた“ロス・プーマス”だが、昨年のワールドカップで準決勝に進出した強豪であり、ジェイミーJAPANにとってはタフな相手となる。

1.仲谷聖史(ヤマハ発動機)  2.堀江翔太(主将/パナソニック)  3.畠山健介(サントリー)  4.梶川喬介(東芝)  5.アニセ サムエラ(キヤノン)  6.ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機)  7.三村勇飛丸(ヤマハ発動機)  8.アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコム)  9.田中史朗(パナソニック)  10.田村優(NEC)  11.山田章仁(パナソニック)  12.立川理道(クボタ)  13.アマナキ・ロトアヘア(リコー)  14.レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)  15.松島幸太朗(サントリー)   

〔リザーブ〕
16.木津武士(神戸製鋼)  17.山本幸輝(ヤマハ発動機)  18.伊藤平一郎(ヤマハ発動機)  19.谷田部洸太郎(パナソニック)  20.マルジーン・イラウア(東芝)  21.松橋周平(リコー)  22.小川高廣(東芝)  23.ティモシー・ラファエレ(コカ・コーラ)