セリエA第36節、ユベントスvsサンプドリアが26日に行われ、2-0でユベントスが勝利した。この結果、9シーズン連続36度目の優勝を飾っている。サンプドリアのDF吉田麻也はフル出場した。 前節、優勝の懸かったウディネーゼ戦を逆転負けした首位…
セリエA第36節、ユベントスvsサンプドリアが26日に行われ、2-0でユベントスが勝利した。この結果、9シーズン連続36度目の優勝を飾っている。サンプドリアのDF吉田麻也はフル出場した。
前節、優勝の懸かったウディネーゼ戦を逆転負けした首位ユベントス(勝ち点80)は、引き続き勝利すれば9連覇達成となる中、ピャニッチが3試合ぶりに、出場停止明けのボヌッチがスタメンとなった。
一方、前節ジェノアとのダービーに敗れた14位サンプドリア(勝ち点41)は、吉田が8試合連続スタメンとなり、4バックの右センターバックに入った。
立ち上がりから押し込んだユベントスは20分にチャンス。ボックス左に抜け出したマテュイディのクロスにファーサイドのC・ロナウドがヘッド。だが、シュートはGKアウデーロのセーブに阻まれた。
その後、ダニーロがガストン・ラミレスとの接触で脳震とうを起こし、29分にベルナルデスキとの交代を強いられたユベントスは、引き続き攻めあぐねる状況が続く中、38分にピンチ。ヤンクトにボックス左ゴールライン際まで持ち上がられ、クロスをクアリアレッラに合わせられたが、GKシュチェスニーが正面で防いだ。
そして40分には左足太ももを痛めたディバラがプレー続行不可能となり、イグアインが投入される。負傷者で交代枠2枚を使ったユベントスは44分、ベルナルデスキがGK強襲のシュートを放った中、低調な前半をゴールレスで終えるかに思われた。
しかし追加タイム7分に先制する。ボックス手前右で得たFKをピャニッチが意表を突いて横に出すと、ボックス中央のC・ロナウドがゴール右にシュートを蹴り込んだ。
迎えた後半、54分にCKからトネッリに決定的なヘディングシュートを許したユベントスは、サンプドリアの前に劣勢を強いられるも、61分にC・ロナウドがGK強襲のシュートを浴びせて応戦。
主導権を取り戻しにかかると、67分に追加点を奪った。カウンターの流れからC・ロナウドがGK強襲のシュートを浴びせ、ルーズボールをベルナルデスキが押し込んだ。
その後、71分のクアリアレッラの決定的なヘディングシュートをGKシュチェスニーが好守で凌いだユベントスは、77分に数的優位となる。トールスビーが2枚目のイエローカードを受けて退場となった。
そして88分にアレックス・サンドロがPKを獲得したユベントスだったが、キッカーのC・ロナウドはシュートをバーに当ててしまう。追加タイムには吉田のスーパークリアもあった中、ユベントスが2-0で勝利。9シーズン連続36度目のスクデット獲得を果たしている。