中断明けのセリエAで好調を維持しているミランが、重要な2選手が残留する可能性が高まっているようだ。 ミランは、序盤戦から苦しみ中位でくすぶっていたものの、ステファノ・ピオリ監督就任後は徐々に調子を取り戻していた。 さらにおよそ4カ月にわたる…

中断明けのセリエAで好調を維持しているミランが、重要な2選手が残留する可能性が高まっているようだ。

ミランは、序盤戦から苦しみ中位でくすぶっていたものの、ステファノ・ピオリ監督就任後は徐々に調子を取り戻していた。

さらにおよそ4カ月にわたる中断明けでは、10戦無敗。7勝3分けの好成績を収め、勝ち点を60に伸ばして6位に浮上。残り2節で来シーズンのヨーロッパリーグ出場権獲得を目指している。

そんなミランにとって朗報が。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(21)と、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)の両選手が残留する意思を示したようだ。

ドンナルンマとイブラヒモビッチは、選手の移籍に大きな影響を与える存在として知られるミーノ・ライオラ氏が代理人を務めている。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、25日に2人は、ミランのトレーニング場からモンテカルロにあるライオラ氏の自宅にヘリコプターで移動したのを目撃されたようだ。

両選手はミランから退団する可能性が高いを言われていたものの、残留の意思を示したとのこと。それは、ピオリ監督が来シーズンも指揮を執ることが大きな影響を与えたようだ。

互いに残留するとなれば給与カットとなるが、それも受け入れるとのこと。イブラヒモビッチに関しては39歳となるため、1年間の契約延長となるようだ。

なお、ドンナルンマは2021年6月までの契約が残っている状況だが、2022年までの短期延長になる見込み。ミランが2021-22シーズンにチャンピオンズリーグに参加できない場合は、契約解除金が5000万ユーロ(約62億円)を下回ることになるとのことだ。

ドンナルンマは今シーズンのセリエAでここまで34試合に出場。イブラヒモビッチは1月の加入ながら、セリエAで16試合に出場し7ゴールを記録している。