明治安田生命J1リーグ第7節の横浜FCvs浦和レッズが26日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、2-0でアウェイの浦和が勝利した。 直近2試合で9失点と守備が崩壊している横浜FCは、0-4で大敗した横浜F・マリノス戦からスタメンを2名変更。袴田…

明治安田生命J1リーグ第7節の横浜FCvs浦和レッズが26日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、2-0でアウェイの浦和が勝利した。

直近2試合で9失点と守備が崩壊している横浜FCは、0-4で大敗した横浜F・マリノス戦からスタメンを2名変更。袴田が3バックの一角に入り、中村俊が開幕戦以来のスタメン出場となった。

一方、開幕から4戦無敗とスタートダッシュを切った浦和だが、直近は2連敗。0-4で完敗した柏レイソル戦からスタメンを5名入れ替え、今季初スタメンとなった槙野が、開幕戦以来の出場となる鈴木とセンターバックでコンビを組んだほか、柏木、興梠、青木が先発に復帰している。

連敗中の両者による一戦はホームチームのペースで試合が進んでいく。13分、敵陣中央左サイドで斉藤光がボールを受けると、ドリブルで持ち運びボックス内に侵攻。切り返しで対峙したDFをかわして右足シュートを放つも、枠には飛ばない。

20分に相手のミスパスを拾った柏木がボックス中央手前から惜しいシュートを放った浦和は、37分にもチャンス。その柏木のパスを受けた山中がボックス中央手前からミドルシュートを放つ。しかし、GK南の好セーブに遭ってしまった。

ゴールレスで後半に突入すると、浦和が先にスコアを動かす。52分、柏木からパスを受けた敵陣中央の関根が前を向きながらスールパス。ボックス左に抜け出したレオナルドが冷静にシュートをゴール左に決め切った。

その後、61分に興梠の負傷交代というアクシデントもあり、守勢に回っていた浦和だが、76分に追加点のチャンス。自陣深くの山中がロングフィードを供給すると、スクランブル投入された杉本が抜け出してボックス左から左足シュート。しかし、これはクロスバーに嫌われた。

追加点を逃したことで拮抗した状況のまま試合終盤を迎えた浦和は後半アディショナルタイムに松浦のクロスから武田に決定機を作られたが、その直後に試合を決める。カウンターからオーバーラップした柴戸がボックス左深くで山なりのクロス。これをファーサイドでフリーのエヴェルトンがヘディングで合わせると、GK南に触られるもそのままゴールに吸い込まれた。

この直後に試合終了。敵地で勝利した浦和が連敗を「2」で止め、3試合ぶりの白星。一方、決め手を欠いた横浜FCは3連敗となっている。

横浜FC 0-2 浦和レッズ

【浦和】

レオナルド(後7)

エヴェルトン(後48)