26日、明治安田生命J1リーグ第7節の川崎フロンターレvs湘南ベルマーレが等々力陸上競技場で行われ、3-1で川崎Fが逆転勝利を収めた。 ここまで6戦無敗、5連勝中の川崎Fはスタメンを5名変更。車屋紳太郎、田中碧、大島僚太、レアンドロ・ダミア…

26日、明治安田生命J1リーグ第7節の川崎フロンターレvs湘南ベルマーレが等々力陸上競技場で行われ、3-1で川崎Fが逆転勝利を収めた。

ここまで6戦無敗、5連勝中の川崎Fはスタメンを5名変更。車屋紳太郎、田中碧、大島僚太、レアンドロ・ダミアン、長谷川竜也が外れ、ジェジエウ、守田英正、下田北斗、小林悠、旗手怜央が先発に名を連ねた。旗手は初先発となった。

対する湘南は前節の鹿島アントラーズ戦で今季初勝利。その試合から4名を変更し、坂圭祐、古林将太、馬渡和彰、山田直輝が外れ、石原広教、岡本拓也、鈴木冬一、中川寛斗が入る。

序盤からペースは川崎F。3分、GK谷のミスからボールを奪った下田が旗手にパス。旗手がシュートを狙うが、これはわずかに外れる。

9分には家長のクロスを小林がヘッド。しかし、これはゴール左に。16分には旗手のスルーパスに反応した脇坂のクロスに小林が飛び込むが、わずかに届かない。

攻勢を強める川崎Fに対し、湘南はなかなか攻め込むことができず。防戦一方になりながらも、GK谷を中心になんとか守りゴールを許さない。

25分には守田右サイドからクロス。これをファーサイドで旗手が折り返し、最後は小林がヘディングで押し込むが、GK谷がギリギリでかき出してゴールを許さない。

44分にも川崎Fがチャンス。左サイドから登里がクロスを送ると、小林が2人をと競り合いながらヘッド。GK谷も飛び出すがシュートは枠を外れる。

後半に入り、湘南は中川に代えてタリク、岡本に代えて古林を起用する。

それでも川崎Fのペースは変わらず。50分には左CKからチャンス。下田のクロスを最後は守田がボックス中央でシュート。しかし、これはDFがブロックする。

さらに54分には左サイドから下田がクロス。これを中央で小林が見送るも、ファーサイドに走り込んだ家長が滑り込みながらシュートも、ゴールとはならない。

川崎Fのペースで終始進んだ試合だったが、湘南が1つのチャンスを仕留める。57分、右サイドへ大きく展開すると、古林がボックス右から優しいクロス。これをボックス中央で待っていたタリクがバイシクルシュートで合わせると、GKチョン・ソンリョンは一歩も動けず、湘南が先制した。

先制を許した川崎Fは脇坂と旗手に代えて大島と三笘を投入。すると61分にカウンター。湘南のCKからクリアボールをつなぐと、下田が前線へフィード。これを受けた大島が優しく折り返すと、あがっていた山根がGKとの一対一を制し、同点ゴールを記録する。

78分、最終ラインでのパス交換で石原広がトラップミス。これを見逃さなかった三笘が奪い去りドリブル突破。ボックス内に侵入すると切り返し、石原広の股を抜いてシュート。これがゴール左に決まり、川崎Fが逆転に成功する。

攻勢を止めない川崎Fは88分、中盤でパスを田中がカットすると、こぼれ球を宮代がリターン。田中がそれを受け、ボックス内右からシュート。これが決まり、リードを2点に広げる。

その後は川崎Fがしっかりとゲームをコントロール。そのまま試合は終了し、3-1で川崎Fが2試合連続の逆転勝利で6連勝となった。

川崎フロンターレ 3-1 湘南ベルマーレ

【川崎F】

山根視来(後16)

三笘薫(後33)

田中碧(後43)

【湘南】

タリク(後13)