ボーンマスを率いるエディ・ハウ監督は、奇跡のプレミアリーグ残留の望みを捨てていない。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 今シーズンのプレミアリーグ第37節終了時点で降格圏の19位に沈むボーンマス(勝ち点31)。6シーズンぶりのチャン…

ボーンマスを率いるエディ・ハウ監督は、奇跡のプレミアリーグ残留の望みを捨てていない。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

今シーズンのプレミアリーグ第37節終了時点で降格圏の19位に沈むボーンマス(勝ち点31)。6シーズンぶりのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格を回避するためには、エバートンとの最終節での勝利に加え、勝ち点34で並ぶ17位のアストン・ビラ、18位のワトフォードの敗戦が最低条件だ。

さらに、アストン・ビラに対しては得失点差、総得点のいずれでも劣っているため、前述の条件と共にゴール数がカギを握る。ワトフォードに関してはホーム最終戦のアーセナルが対戦相手ということもあり、アシストが期待できるものの、アストン・ビラの相手は前節残留を決めたウェストハムということもあり、ボーンマスにとってはまさに奇跡が必要な状況だ。

それでも、エバートン戦の前日会見に出席したハウ監督は、劇的に次ぐ劇的な試合が目立ったチャンピオンシップの最終節を引き合いに出し、奇跡のプレミアリーグ残留の望みを捨てていない。

なお、チャンピオンシップ最終節では降格圏のバーンズリーが後半アディショナルタイムの劇的な得点で降格を回避し、ノッティンガム・フォレストと壮絶なプレーオフ出場争いをしていたスウォンジー・シティが、6点の得失点差を一気に撥ね返す劇的なプレーオフ進出を果たしていた。

「先日のチャンピオンシップは誰もがこのゲームを愛する理由を示した」

「長いシーズンの終わりであり、チャンピオンシップはフィジカルな戦いであり、多くの人は様々な感情の動きを目の当たりにしたはずだ。あるチームは祝い、あるチームは失望してピッチに倒れ込んでいた」

「それは目の当たりにしたことは我々にとって素晴らしいことだ。つまり、今週末の結末は誰にもわからないということだ。現状、我々にできることは次の試合に勝利し、他の試合結果が我々に有利に働くことを願うだけだ」

「とにかく、エバートンに対して、まず自分たちの役割を果たさなければならない。その後は神のみぞ知るという感じだ」

なお、選手時代にユース、トップチームに在籍し、指導者キャリアでもそのほとんどをボーンマスで過ごしてきたハウ監督は、たとえ降格したとしても残留の意向を示している。

「私のクラブに対する献身は初めて来たときから何も変わっていない。クラブのためにベストを尽くすし、それが変わることはない」