FCバルセロナは来シーズンから新チームに生まれ変わろうとしている。高齢化が進み、疲れが見え始めているチームには、若く、才能に溢れた新鮮な血が必要だ。 平均年齢を下げ、新生バルサを作り上げるために獲得したペドリことペドロ・ゴンサレス・ロペス(…

FCバルセロナは来シーズンから新チームに生まれ変わろうとしている。高齢化が進み、疲れが見え始めているチームには、若く、才能に溢れた新鮮な血が必要だ。
平均年齢を下げ、新生バルサを作り上げるために獲得したペドリことペドロ・ゴンサレス・ロペス(17歳)やフランシスコ・トリンカオ(20歳)に加え、バルサBからの昇格組となるリキ・プッチ(20歳)、ロナルド・アラウホ(21歳)、アンス・ファティ(17歳)がいる。さらにアレックス・コリャード(すでにトップデビュー)、モンチュことラモン・ロドリゲス・ヒメネス(20歳)といったガルシア・ピミエンタ監督率いるバルサBの主力選手達にもトップチームでのチャンスが与えられるだろう。そんな彼らは、若き才能であり、将来性に溢れている。
■カルレス・アレニャにも新たなチャンス
バルサからレンタル移籍している選手達も若返りに寄与してくれるだろう。シーズン後半をレアル・ベティスでプレーしていたカルレス・アレニャ(22歳)がその好例である。
アレニャは、前監督のエルネスト・バルベルデ指揮下でベティスに移籍したが、今回はキケ・セティエン、もしくは、その後任に対して自身の価値を示すチャンスを手にすることになる。
その他にも、オリオル・ブスケツ(21歳)、フアン・ミランダ(20歳)、ジャン=クレール・トディボ(20歳)、ムサ・ワゲ(21歳)らもバルサとの契約がある選手達だ。プレシーズンの活躍次第ではバルサに残留する可能性もある。
ラフィーニャ・アルカンタラ(27歳)も同じくレンタル移籍中だが、2021年に契約が満了する事実を踏まえると、クラブは売却を推し進めることになるだろう。
ファティ、リキ・プッチ、ペドリ、トリンカオ、アラウホ、コリャード、アレニャという7選手達の平均年齢は19.7歳である。そして、彼らの他にも、フレンキー・デ・ヨング(23歳)、ウスマン・デンベレ(23歳)、クレマン・ラングレ(25歳)というすでにトップチームで地位を築いている若手選手達もいる。彼らが来シーズンから中心となっていけばバルサの未来は明るい。
さらにジュニオル・フィルポ(23歳)もいるが、その去就ははっきりしていない。
また、クラブは若返りを図りながらも、チーム内の調和を取ることを意識しながら、大型契約は期待できない夏の移籍マーケットを動くことになる。
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