5月で33歳になったチリ人MFのアルトゥーロ・ビダルは、プロサッカー界で最も成功したシーズンを終えたといえる。 同MFは今季リーガエスパニョーラで1,663分出場し、8ゴール(208分に1ゴールの平均)を記録した。この208分に1ゴールの平…

5月で33歳になったチリ人MFのアルトゥーロ・ビダルは、プロサッカー界で最も成功したシーズンを終えたといえる。
同MFは今季リーガエスパニョーラで1,663分出場し、8ゴール(208分に1ゴールの平均)を記録した。この208分に1ゴールの平均記録はキャリアハイとなったからだ。
ユヴェントス時代(2011-15)の攻撃的な役割の中でも、ビダルはこのような高い平均値を達成していなかった。
同チームでの2013-2014シーズン、ビダルはセリエAで2,441分出場の内11ゴールを記録したが、これは222分に1ゴールの記録となった。
また、バイエルン・ミュンヘン(2015-18年)での在籍時2017-18シーズンには、243分に1ゴールという数字を記録しており、わずか1,457分のプレーで6ゴールを記録している。

ビダルがバルセロナの選手として今季達成した記録は、ファーストシーズンとなった昨季と比較すればその差は歴然としている。2018-19シーズン、ビダルは1,928分で3ゴールを記録。これは643分に1点の平均となり、2009-2010年シーズン以来のワースト記録である。
■今後の課題
リーガで自己最高の記録を残したチリ代表の戦士だが、課題も残している。
昨夏、バルセロナにやってきた同選手はまだチャンピオンズリーグで得点をマークしていないのだ。
さらに、前所属のバイエルン・ミュンヘンでのラストシーズンでも欧州の舞台で得点がないことから、3シーズン連続でノーゴールの状況が続いている。
チリ人選手は8月8日から再開されるチャンピオンズリーグ ラウンド16 2ndレグのナポリ戦で、バルセロナでのCL初ゴールと数シーズンぶりの欧州大会での記録に向けてチャンスを得る。
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