インテルは25日、セリエA第36節でジェノアとアウェイで対戦し3-0で勝利した。 2試合連続ドロー中の3位インテル(勝ち点73)は、直近のフィオレンティーナ戦から先発を6人変更。サンチェスやヤング、カンドレーバ、ダンブロージオらに代えてL・…

インテルは25日、セリエA第36節でジェノアとアウェイで対戦し3-0で勝利した。

2試合連続ドロー中の3位インテル(勝ち点73)は、直近のフィオレンティーナ戦から先発を6人変更。サンチェスやヤング、カンドレーバ、ダンブロージオらに代えてL・マルティネスやモーゼス、ブロゾビッチ、シュクリニアルらを先発で起用した。

残留争い中の17位ジェノア(勝ち点36)に対し、立ち上がりから攻勢に出るインテルは23分、ルカクのパスをボックス内のエリクセンがヒールで落とすと、相手DFの中途半端なクリアをペナルティアーク内で拾ったブロゾビッチが左足で狙ったが、シュートはゴール右に外れた。

攻勢を続けるインテルは、34分に頼れる新エースが先制点をもたらす。エリクセンのパスを左サイド高い位置で受けたビラギがカットインからクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したルカクがヘディングで流し込んだ。

先手を取ったインテルだったが、前半終了間際にピンチを迎える。44分、ペナルティアーク手前でガリアルディーニがベーラミを倒してFKを与えると、ヤギエロが直接ゴールを狙ったが、これはわずかにゴール右に逸れて難を逃れた。

後半は一進一退の展開が続く中、インテルは64分にL・マルティネス、エリクセン、シュクリニアルを下げてサンチェス、ボルハ・バレロ、ダンブロージオを投入。すると83分、右サイドを突破したモーゼスのクロスを中央のサンチェスが右足で流し込み、待望の追加点を奪った。

さらに試合終了間際の93分には、自陣でボールを奪ったブロゾビッチにのロングパスに反応したルカクがボックス右から侵入すると、対面のDFを跨ぎフェイントでかわしシュートをゴール左隅に突き刺した。

結局、試合はそのまま3-0で終了。ジェノアにシーズンダブルの達成したインテルが、前日ミランと引き分けたアタランタをかわし2位に浮上。逆転優勝へわずかな望みをつないだ。