25日、明治安田生命J2リーグ第7節が各地で行われた。 今節の注目はV・ファーレン長崎vs京都サンガF.C.の上位対決。開幕から5勝無敗で勝ち点を伸ばす首位の長崎と、第2節以降は無敗で3位に食い込んでいる京都の一戦だ。 序盤から試合を支配す…
25日、明治安田生命J2リーグ第7節が各地で行われた。
今節の注目はV・ファーレン長崎vs京都サンガF.C.の上位対決。開幕から5勝無敗で勝ち点を伸ばす首位の長崎と、第2節以降は無敗で3位に食い込んでいる京都の一戦だ。
序盤から試合を支配するのはホームの長崎。開始2分に敵陣右サイド中央でFKを得ると、秋野のクロスをフレイレがヘディングシュート。地面に叩きつけた惜しいシュートだったが、GK若原に止められる。
その後もイバルボが高い位置をキープし次々と攻撃の形を作る長崎は29分、左のハーフスペースから上げた澤田の右足クロスを富樫が頭で流し込み先制に成功した。前半アディショナルタイムには富樫が長崎追加点のチャンスを迎えるが、GK若原の動きを冷静に読んだチップキックは、戻ってきたヨルディ・バイスに寸前のところでクリアされてしまう。
長崎は2分の決定機の際に左肩を負傷していたフレイレが続行不可能となり後半から入れ替え。だが、多少のアクシデントは長崎勢いを止めるには至らず、後半もGK徳重の好セーブもありリードを守って進めていく。
そんな中86分に絶体絶命のピンチが訪れる。自陣で庄司にボールを奪われ、ゴール方向へ走り込むピーター・ウタカに決定機。ウタカは確実に仕留めようとゴール前の野田に回したが、ここでプレッシャーをかけたのが、フレイレとの交代で入った徳永だった。徳永が素早く圧力をかけたことで、野田のシュートはポストに直撃。これで1点を守り切った長崎が勝利を収め、6勝目を挙げた。
また、今節の注目試合の一つとなったジュビロ磐田vs徳島ヴォルティスは、アウェイの徳島が2-0で勝利した。
試合は立ち上がり7分に動く。徳島の右CKのシーン、藤田がアウトスイングのクロスを入れると、走り込んだ清武がフリーでヘディングシュート。これが決まって徳島が先制した。さらに22分には、内田のシュートが相手の腕に当たりPKを獲得。これを岩尾が決めて追加点を挙げた。
磐田もセットプレーから何度かシュートにつなげるが、相手GKを脅かすには至らない。後半半には一度に3枚替えに打って出るも、最後まで徳島のネットを揺らすことができずに試合終了。勝利した徳島は3位に浮上した。
なお、2位には松本山雅FCを戸島のゴールで破った大宮アルディージャが浮上。3試合ぶりの白星だった。
◆明治安田生命J2リーグ第7節
7/25(土)
東京ヴェルディ 0-0 モンテディオ山形
ヴァンフォーレ甲府 2-1 ジェフユナイテッド千葉
アルビレックス新潟 1-0 水戸ホーリーホック
大宮アルディージャ 1-0 松本山雅FC
ジュビロ磐田 0-2 徳島ヴォルティス
愛媛FC 1-1 FC琉球
アビスパ福岡 1-0 ファジアーノ岡山
ギラヴァンツ北九州 2-0 レノファ山口
V・ファーレン長崎 1-0 京都サンガF.C.
7/26(日)
ザスパクサツ群馬 vs ツエーゲン金沢
FC町田ゼルビア vs 栃木SC