リバプールのレジェンドあり、元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が積極補強に乗り出すチェルシーに守護神の獲得を勧めた。 チェルシーは今夏、すでにモロッコ代表MFハキム・ジイェフとドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを獲得。さらに、レ…
リバプールのレジェンドあり、元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が積極補強に乗り出すチェルシーに守護神の獲得を勧めた。
チェルシーは今夏、すでにモロッコ代表MFハキム・ジイェフとドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを獲得。さらに、レバークーゼンのドイツ代表MFカイ・ハフェルツの獲得に動いているとされ、さらなるアタッカーの到着が予想されている。
しかし、キャラガー氏からすれば、チェルシーの動きは的外れなもののようだ。イギリス『テレグラフ』でこう語っている。
「これまでのところだと、チェルシーの夏における補強の全てが火力増強に焦点を当てたもの。より強くはしてくれるだろうが、よりソリッドにしてくれるものじゃない。ランパードはチェルシーでプレーする基準にない世界で最も高価なGKであるケパ・アリザバラガに代わる選手を獲得すべく、できる限りのことをやらなければならない」
そう語ると、スペイン代表GKケパ・アリサバラガに代わる新たな守護神獲得の必要を説き、その候補としてアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクを挙げた。
サ
「すでに多額を投じてアタッカーの獲得に動くなか、アリバラガに代わる選手をリストアップしていないとしたら驚きだ。アトレティコ・マドリードのヤン・オブラクは最高の人材であり、ゲームチェンジャーになり得る。1億900万ポンド(約147億9000万円)のバイアウト条項は莫大な額だが、チェルシーならそれだけの資金があるように思う」
ケパは2018年夏にGK史上最高額の移籍金でチェルシー入り。今季途中から再び守護神に返り咲いたが、チェルシーの指揮を執るフランク・ランパード監督の信頼を掴み切れておらず、クラブに新たなGK獲得に向けた動きが指摘されている。
なお、今季のチェルシーは現在、残り1試合のプレミアリーグで4位につけ、3位タイの総得点67を記録。一方で、54失点はトップ4のなかでもダントツに多く、守備の脆さがシーズンを通じての課題になっている。