ウィズコロナの時代に、テニスプレーヤーたちは練習時にマイボールを使うことが推奨されている。他人のボールと間違えないためには、マイボールに印をつけておかなくてはならない。ただ名前を書くより楽しい方法を、LTA(イギリステニス協会)が考え出した…

ウィズコロナの時代に、テニスプレーヤーたちは練習時にマイボールを使うことが推奨されている。他人のボールと間違えないためには、マイボールに印をつけておかなくてはならない。ただ名前を書くより楽しい方法を、LTA(イギリステニス協会)が考え出した。英スポーツメディアSky Sportsが伝えている。【動画】LTAが始めた「プレー・ユア・ウェイ(あなたのやり方でプレーしよう)」キャンペーン動画

「マーク・ユア・ボール」は、より多くの人々にテニスをすることに興味を持ってもらうためにLTAが行っている「プレー・ユア・ウェイ(あなたのやり方でプレーしよう)」キャンペーンの一環で、テニスボールに自分の好きなマークをつけることでモチベーションを高めることが目的だ。

LTAはエキシビション大会に出ていた女子のトッププロ選手たちに、30秒で自分らしいマークをデザインするようチャレンジ。そのためにいくつかのヒントも与えた。

1. 名前かイニシャルを元にしてマークを作る。文字の中や周りに模様や色をつけてみる。

2. カップか何かでボールを安定させると書きやすい。

3. 油性のペン、布地用のペンなど、消えたりにじんだりしないペンを使う。

4. ボールの縫い目をマークに利用する。模様に使ってもいいし、字を書いてもいい。

5. 趣味や興味のあること、好きな音楽やテレビ番組、ゲームなどからマークのアイディアを得る。

選手たちはスマイルやスコットランドの旗、ハートマークなど、「時間がなくて焦ったから手にもいっぱいついちゃった」などと言いながら楽しそうに印をつけていた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「LTAのエキシビション大会」で使用されているボール

(Photo by Alex Davidson/Getty Images for LTA)