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わずか1分で大儲け。穴党記者垂涎の4頭は?>>
7月26日、新潟競馬場でGⅢアイビスサマーダッシュ(新潟/芝1000m)が行なわれる。直線芝1000mでのレースが行われているのは日本で新潟競馬場のみ。アイビスSDは、そこで開催される、日本で唯一の「芝1000m重賞」だ。

新潟の
「千直」で2勝目を狙うナランフレグ
特殊なコースで行なわれることもあり、コース実績が重要なポイントになる。昨年の勝ち馬であるライオンボス(牡5歳/美浦・和田正一郎厩舎)、一昨年の勝ち馬であるダイメイプリンセス(牝7歳/栗東・森田直行厩舎)は、ともに新潟の直線芝1000mで2戦2勝してこのレースに臨んでいた。
その2頭は今年も出走予定だが、今回はフレッシュな新勢力を狙ってみたいところ。そういう意味では、ジョーカナチャン(牝5歳/栗東・松下武士厩舎)が気になる存在だ。
同馬は新潟の直線芝1000mで4戦して2勝、2着1回。前走の韋駄天S(新潟/芝1000m)では、勝利したライオンボスとアタマ差の2着と好走している。昨年のルミエールオータムダッシュは10着と敗れたが、同レースは6カ月ぶりの出走で体重も18kg増と大きく増えていたように、万全の状態ではなかった。
今回は年明けから3戦をこなし、約3カ月ぶりとなった前走で2着に入ったように、このレースを目標に仕上げてきた印象だ。5歳でまだ11戦とキャリアは浅いが、今年はリステッド競走の淀短距離S(京都/芝1200m)でも2着に入るなど力をつけている。父は名スプリンターのロードカナロアで、血統的にも魅力十分だ。
新勢力としてもう1頭、ナランフレグ(牡4歳/美浦・宗像義忠厩舎)を挙げたい。
前走の韋駄天Sでは2番人気で5着。勝負どころで行き場を失い、仕掛けが遅れながら上がり3Fは31秒6と、メンバーの中で最速タイムを記録している。新潟の直線芝1000mでは、昨年の閃光特別にも出走。馬場の真ん中あたりを鋭く伸び、2着に1馬身1/4差をつける鮮やかな差し切り勝ちを見せている。
新潟の直線芝1000mは、コーナーがある他のレースで馬が通ることが少ない「大外」を走ることができる外目の枠が有利だ。そんなコースで、馬場の真ん中を差して勝つというのは力のある証拠。このレースでも差し切る力はあるだろう。
4歳となった今年は、GⅢシルクロードS(京都/芝1200m)で、4コーナー18番手から上がり3F33秒4の最速タイムで差してきて、勝ち馬から0秒1差の3着。続く春雷S(中山/芝1200m)でも0秒2差の6着と、オープンでも差のない競馬を続けており、充実ぶりが感じられる。
血統を見ると、父ゴールドアリュール、母の父ブライアンズタイムと、ダートの中距離が合いそうなイメージもある。だが、時に血統からは想像できないタイプの馬が出るのも、競馬の面白いところだ。
以上、今年のアイビスサマーダッシュは、コース実績があり重賞初制覇を狙うジョーカナチャン、ナランフレグの2頭に期待する。