ブンデスリーガのウニオン・ベルリンが、横浜F・マリノスの日本代表MF遠藤渓太(22)に関心を寄せているようだ。ドイツの複数メディアが報じた。 遠藤は横浜FMの下部組織出身で、2016年1月からトップチームでプレー。今シーズンは明治安田生命…

ブンデスリーガのウニオン・ベルリンが、横浜F・マリノスの日本代表MF遠藤渓太(22)に関心を寄せているようだ。ドイツの複数メディアが報じた。

遠藤は横浜FMの下部組織出身で、2016年1月からトップチームでプレー。今シーズンは明治安田生命J1リーグで5試合に出場し2ゴール2アシストを記録。22日に行われたJ1第6節の横浜FC戦では、1ゴール1アシストの活躍を見せていた。

すでに日本代表としても2試合でプレー経験がある遠藤。地元ベルリンでの高級紙『ターゲスシュピーゲル』によると、レンタル移籍での獲得を目指し、買い取りオプションも付けたいと考えているとのこと。しかし、ウニオン・ベルリン側はノーコメントを貫いたとのことだ。

また、ドイツ『キッカー』も遠藤への関心について確認を取ったとのこと。具体的な情報は出てきていないが、過去にも日本人選手が在籍したこともあり、可能性があるとしている。

ウニオン・ベルリンは、2019-20シーズンにクラブ史上初めてブンデスリーガへ昇格したクラブ。東ベルリンのケーペニック区に本拠地を構え、1966年に誕生したクラブだ。同じベルリンを本拠地とするヘルタ・ベルリンが富裕層のクラブに対し、ウニオン・ベルリンは労働者層を中心としたクラブとなっている。

記憶に新しいところでは、シャルケを退団した元日本代表DF内田篤人が2017-2018に所属し、シーズン途中に鹿島アントラーズへ移籍。また、2005-06シーズンの4部リーグ時代に、セカンドチームにMF奥山譲が所属していたことがある。