来季からバイエルンでプレーするドイツ代表MFレロイ・ザネが入団会見に出席した。 今月初旬に移籍金4900万ユーロ(約60億4000万円)の5年契約でマンチェスター・シティからのバイエルン入りが決定したザネ。後に背番号も「10」を背負うことが…
来季からバイエルンでプレーするドイツ代表MFレロイ・ザネが入団会見に出席した。
今月初旬に移籍金4900万ユーロ(約60億4000万円)の5年契約でマンチェスター・シティからのバイエルン入りが決定したザネ。後に背番号も「10」を背負うことが明らかとなり、大きな期待を集めての加入となる。
そんなザネが23日、最高経営責任者(CEO)のカール=ハインツ・ルンメニゲ氏やスポーツディレクター(SD)のサハン・サリハミジッチ氏、執行役員のオリバー・カーン氏とともに入団会見に登場。移籍の背景を明かした。
「ハサンや役員会の全員が僕に提示したコンセプト…それが全ての背景にあった。本当に良い感覚を与えてくれ、選手たち以外の決定的な要素にもなったんだ」
「彼らは僕をここに連れてこようとしてくれ、ヨシュア・キミッヒが一番しつこかったよ。毎日のように僕のところに電話をかけてきて、状況を尋ねてくるんだ」
「そういうこともあって、バイエルンに行くのが唯一の解決策だった」
そう語ると、バイエルンでのチャンピオンズリーグ(CL)優勝についても言及、今回の移籍にあたって、欧州を制覇できるチームが新天地の条件だったと語り、自らの決断を正当化した。
「バイエルンは何回か優勝経験があるが、CLを制するのはそもそも難しい。僕は何かしら新たなこと、新たなチャレンジがしたかったんだ。移籍するならCLで勝てるチームというのは明確だった」
「バイエルンは100%当てはまるチームだったのさ。このチームはトップクラス。ハンジ・フリックのおかげですごく良い戦いができていて、個々の選手がピッチでエンジョイしているのもわかる」
「だから、僕にとって、正しいステップだった」
また、自身のパフォーマンスがバイエルンに与える影響を訊かれると、既存のトッププレーヤーと共闘するなかで、自身の色を出して、チームに貢献していきたいと話した。
「僕がしたいのはチームに貢献して、自分の強みを出していくことだけ。チームがより簡単に勝っていけるようヘルプしたいんだ。僕は中心的な存在じゃない。チームはすごく強くて、すでにワールドカップ(W杯)やCLを制したことのあるトッププレーヤーがたくさんいる」