ラファエル・ナダル(スペイン)は目下どのテニス大会にも出場していないが、彼の輝かしい経歴にまた新たな称号が加わった。伊ニュースサイトUBI Tennisが伝えている。【動画】ナダル、前人未到の12回目の全仏制覇の瞬間/ティームvsナダル 全…

ラファエル・ナダル(スペイン)は目下どのテニス大会にも出場していないが、彼の輝かしい経歴にまた新たな称号が加わった。伊ニュースサイトUBI Tennisが伝えている。【動画】ナダル、前人未到の12回目の全仏制覇の瞬間/ティームvsナダル 全仏OP2019 決勝

現在世界ランキング2位のナダルは、ESPNが行った投票により21世紀で最も支配的な選手/チームに選ばれた。この投票は、2週間にわたって16の選手やチームが1対1で対決し、最後に決勝が行われた。ナダルはバスケットボールのレジェンドであるコービー・ブライアントや、ボクシングのフロイド・メイウェザー、水泳のマイケル・フェルプスを破って決勝に進出。

そして決勝では陸上のウサイン・ボルトと対決。史上ただ一人、オリンピック3大会連続で100メートル走と200メートル走を制した人物だ。ボルトはまた世界選手権で14個のメダルを獲得、うち11個が金メダルである。投票数などは発表されていないが、ナダルの勝利がESPNにより発表された。

この結果は、ナダルの「全仏オープン」での偉業によるものだろう。彼はこの大会で、一大会での優勝回数の記録となる12回の優勝を果たしており、2005年に初出場した年に19歳で初優勝を遂げている。ナダルの「全仏オープン」での通算成績は95戦93勝、負けたのは2009年のロビン・ソダーリング(スウェーデン)戦と2015年のノバク・ジョコビッチ(セルビア)戦の2回だけだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)