22日行われたプレミアリーグ第37節リヴァプール戦でチェルシーは5失点を喫し、プレミアリーグ王者に敗れている。 チェルシーはこの5失点によって今シーズンのプレミアリーグでの失点数を“54” に伸ばしてしまった。この数…
22日行われたプレミアリーグ第37節リヴァプール戦でチェルシーは5失点を喫し、プレミアリーグ王者に敗れている。
チェルシーはこの5失点によって今シーズンのプレミアリーグでの失点数を“54” に伸ばしてしまった。この数字は、プレミアリーグトップ10の中で最も多い数字となっており、今後の課題が顕著に表れている状況だ。
そんな中、英紙『The Sun』はリヴァプール戦でのあるシーンを紹介し、チェルシーのスペイン人GKケパ・アリサバラガがチームメイトから信頼を得られていない可能性を指摘している。
同一戦のアディショナルタイム、ロバートソンのフリーキックによって左サイドから比較的緩やかなクロスが送られるも、同GKは自身の守備範囲に入ってきたボールに反応することができなかった。クロスボールはケパの正面を通り過ぎて、ファーサイドにポジションをとっていたリヴァプールDFファン・ダイクへ流れ、同CBが右足で合わせるもシュートは枠を外れている。
あわよくば、リヴァプールの6得点目となった一面で、チェルシーの選手たちはケパの名前を叫んでボールをキャッチするように求めたが、飛び出さなかったGKの判断に疑問を抱くジェスチャーを示した。
同一戦後、元イングランド代表で現在は解説者を務めるジェイミー・キャラガーがスペイン人GKのプレーを酷評し、「チェルシーはゴールキーパーを変えない限り、これ以上進前には進まないだろう。多くの攻撃陣を買い続けているが、多くのゴールを奪われている。その多くはゴールキーパーの責任だと思う。リヴァプールやマンチェスター・シティと競争したいのであれば、夏には改善しなければならない分野だね」とコメントを残している。
実際、移籍市場ではアトレティコ・マドリーの守護神ヤン・オブラクやレアル・マドリーで控えGKに回っているアルフォンス・アレオラの名前が挙がっている。
チェルシーのゴール前は今夏の注目ポイントになりそうだ。