ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督が敗戦の弁を述べた。 セリエA首位のユベントスは23日に行われた第35節で16位ウディネーゼと対戦して、1-2の敗戦。前半に先制したが、後半に追いつかれると、最終盤に勝ち越しも許して、逆転負けを喫した。 …

ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督が敗戦の弁を述べた。

セリエA首位のユベントスは23日に行われた第35節で16位ウディネーゼと対戦して、1-2の敗戦。前半に先制したが、後半に追いつかれると、最終盤に勝ち越しも許して、逆転負けを喫した。

4試合ぶりの黒星を喫したサッリ監督は試合後、イタリア『スカイ』で「最近はこういう展開があって、今日も組織性とシャープさを欠いた」とチームの緩みを説明すると、こう続けた。

「前半のパフォーマンスは良かったが、追いつかれてしまった。何としてでも勝ちたいという思いが混乱を生じて、ルーズになってしまった理由だ。よりデンジャラスなアプローチになり、93分の失点に繋がってしまった」

勝てば3節を残してチームのセリエA9連覇が決まり、自身としても国内初タイトルとなる状況だったが、足元をすくわれてしまったサッリ監督。残り試合に向け、組織的である必要性を説いた。

「どのチームも疲れ切っていて、バランスを保つのが難しい。そのせいで我々も攻撃的にいけていないが、今はそれよりも組織的であるのが重要だ。追いつかれて冷静さを失ったのは肉体的な部分よりも精神的な疲労の方が大きい。ロックダウン後の試合は奇妙な展開が続いている。そうした試合から学び、自分たちのシャープさを保とうとしなければ」