クロアチアサッカー連盟(HNS)は23日、ズラトコ・ダリッチ監督(53)との契約を2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)後まで延長したことを発表した。 ダリッチ監督は母国クロアチアのリエカで監督キャリアをスタート。その後は、アルバニア…
クロアチアサッカー連盟(HNS)は23日、ズラトコ・ダリッチ監督(53)との契約を2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)後まで延長したことを発表した。
ダリッチ監督は母国クロアチアのリエカで監督キャリアをスタート。その後は、アルバニアのディナモ・ティラナ、クロアチアのスラヴェン・ベルポを指揮した後、アジアに活躍の場を移す。
サウジアラビアのファイサリー、アル・ヒラル、UAEのアル・アインを指揮。2017年10月にクロアチア代表監督に就任していた。
クロアチアを率いては、2018年のロシアW杯でチームを決勝へと導くと、フランスに敗れるも準優勝と好成績を収める。その後のUEFAネーションズリーグでは結果を残せなかったものの、ユーロ2020予選ではグループEで1位となり出場権を獲得していた。
契約を延長することとなったダリッチ監督は、HNSのダボル・シュケル会長への感謝を口にすると共に、誇りを持ってチームを指揮し続けると語った。
「会長、指導者、そして理事会と信頼を示してくれたダボル(・シュケル)に感謝します。新型コロナウイルス(COVID-19)の流行と、ユーロの1年間の延期が決まり、2022年のW杯まで指揮を執ることで同意しました」
「いつも、自分の国の代表チームを率いること以上の名誉はないと言ってきた。そのため、協力を続けることへジレンマはなかった」
「モチベーション、エネルギー、野心に溢れている。そして、そう感じている限り、クロアチア代表を誇りをもって率いる」