フェデラー、キャリアの中で一番お気に入りのニックネームは？

長年テニスファンを魅了し続けるロジャー・フェデラー（スイス）。そのフェデラーが、7月上旬にスイスのパフォーマンスブランド「On（オン）」と共同開発した新作スニーカー「THE ROGER」を発表した際に、自身のお気に入りのニックネームについて語ったと、Tennis World USAが伝えている。【実際の写真】フェデラーお気に入りの「ダーク・フェデラー」

「僕はキャリアの中でたくさんのニックネームを持っていたよ。その一つがダーク・フェデラーだ。それはキャラクター的なものではなく、ダークなウェアを着ていたから。みんなは僕がフレンドリーなナイスガイだと知っている。悪者じゃないよ」

近年の「ダーク・フェデラー」といえば、2019年「全米オープン」のナイトマッチで着用していたものが挙げられる。

当時のインタビューでは「全身黒はニューヨークっぽいよね。黒と白のタキシードのようで気に入っているよ。気分が良いとプレーも良くなるからね」と語っていた。

ただ「ダーク・フェデラー」は、あくまでもダークなウェアを着たフェデラーであり、ニックネームのつけ方としてはシンプル過ぎるかもしれない。

2019年の「ATP1000 インディアンウェルズ」では、オンコートインタビューで「ロッド・レーバー（オーストラリア）やピート・サンプラス（アメリカ）には良いニックネームがある。ロケットやピストルみたいにね。それにはジェラシーを感じるね。僕にはないから、もっと頑張らないと」とも語っていた。

この様子を当時Tennis TVがTwitterでアップした際には、ファンから「マエストロ」、「GOAT（greatest of all timeの略）」、「FedEx」などのニックネーム案が寄せられていた。

（テニスデイリー編集部）

※写真は南アフリカで行われたエキシビションマッチでのフェデラー

(Photo by Ashley Vlotman/Gallo Images/Getty Images)