元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(29)が、意外なチームと交渉した可能性があるようだ。 今シーズン、マルセイユから古巣のブレシアへと復帰したバロテッリ。セリエAに昇格したチームの貴重な戦力として迎えられたが、セリエAで19試合に出場し5…
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(29)が、意外なチームと交渉した可能性があるようだ。
今シーズン、マルセイユから古巣のブレシアへと復帰したバロテッリ。セリエAに昇格したチームの貴重な戦力として迎えられたが、セリエAで19試合に出場し5ゴールの成績に留まっている。
ブレシアもあるイタリア北部を中心に感染が爆発した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でセリエAは中断していたが、バロテッリはその際にクラブと衝突。トレーニング参加やチームの方針を巡り様々な憶測が飛んだ結果、中断明けは一度もメンバー入りしていない状況。そしてクラブは降格の憂き目に遭った。
かねてから、降格した場合には退団すると報じられてきたバロテッリ。その中で手を挙げたのが、セリエC・A(イタリア3部)のコモだった。
イタリア『ラ・プロビンチャ・ディ・コモ』によると、コモの最高経営責任者(CEO)を務めるマイケル・ガンドラー氏がバロテッリとの接触について「両者の間には何らかの接触があった」とコメント。「彼の代理人は我々の話を聞くために席に着いた。それ以上は言えない」と語り、接触を図ったことを明かした。
コモは、今シーズンのセリエC・Aで13位。バロテッリが2つもリーグを下げてプレーするとは考えにくい。
しかし、コモはインドネシアの実業家であるロバート・ブディ・ハルトノが保有するクラブ。ハルトノ氏はインドネシアで最も裕福な1人とされており、純資産額は182億ドル(約1兆9500億円)とされており、十分な資金を保有しているクラブだ。
それでも、現実的とは思えないこの移籍話。ただ、バロテッリであれば、何かを起こす可能性もありそうだ。