インテルを率いるアントニオ・コンテ監督がフィオレンティーナ戦の結果に不満を抱いている。クラブ公式サイトが伝えた。 22日に行われたセリエA第35節でフィオレンティーナと対戦したインテル。勝利を逃せば今節のユベントスの結果次第で逆転スクデット…
インテルを率いるアントニオ・コンテ監督がフィオレンティーナ戦の結果に不満を抱いている。クラブ公式サイトが伝えた。
22日に行われたセリエA第35節でフィオレンティーナと対戦したインテル。勝利を逃せば今節のユベントスの結果次第で逆転スクデットが絶たれる状況で迎えた一戦は、攻勢を強めて攻め入る。数多くのチャンスを演出したが、最終局面で精彩を欠き結局、0-0のゴールレスドローに終わった。
コンテ監督は試合後の記者会見で試合内容に満足感を口にするも、0-0の引き分けに納得していない。
「我々は良いパフォーマンスを見せ、適切なインテンシティと良いサッカーをピッチ上で展開した。ただ、得点を挙げることができず、運に恵まれなかったね。選手たちに言うべきことは何もない」
「終盤、勝利にこだわったことで敗北の危険性もあった。フィオレンティーナは素晴らしい守備を披露した。だが、我々にはドロー以上の結果が妥当だ」
「勝ち点を落とすということは改善すべき点があるからだ。大きな目標を掲げ戦うのであれば、成長しなければならないことを我々は理解している。選手たちが(結果に)落胆してピッチから帰って来たことを嬉しく思う。それは勝利を渇望していることを意味しているからね」
「チームは今シーズン、自分たちの努力に見合わない結果に終わった試合を多く経験したと思う。今シーズンの目標(チャンピオンズリーグ出場権獲得)は、難なく達成することができた。しかし、残りの試合ではリーグ戦での順位のためでなく、チームの成長のためにも良い結果を残したい。どの試合も我々にとって大きな試練を意味するからだ」