どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『DEBUT GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回は、ブラジル代表DFチアゴ・シウバがパリ・サンジェルマン(PSG)で決…
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『DEBUT GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。
今回は、ブラジル代表DFチアゴ・シウバがパリ・サンジェルマン(PSG)で決めた最初のゴールだ。
ブラジルが誇る世界最高峰のCBとして長年ヨーロッパのトップレベルで活躍したチアゴ・シウバ。2012年からPSGでプレーしており、これまで公式戦310試合に出場し17ゴールを記録。今シーズン限りでPSGを退団した。
そんな、チアゴ・シウバの記念すべきPSG初ゴールは、2012年9月18日に行われた、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージのディナモ・キエフとの試合で決めたゴールだ。
抜群の戦術眼と身体能力を併せ持ち、エレガントな守備に定評がるチアゴ・シウバだが、この試合では、DFとは思えないゴール前での落ち着きを見せている。
FWズラタン・イブラヒモビッチのゴールで、PSGが先制して迎えた30分、PSGのコーナーキックが一度はディナモ・キエフDFにクリアされるも、ボックスの外で待っていたMFブレーズ・マテュイディが、ヘディングで再びボールをボックス内に入れる。
するとボールは混乱の中で、フリーになっていたチアゴ・シウバの元へ。チアゴ・シウバは素早くゴールへ向くと、DFとは思えない冷静さで、GKの届かない場所にボールを流し込み、見事初ゴールを決めた。
試合はチアゴ・シウバのこのゴールなど、合計4得点を記録したPSGが4-1で勝利。貴重な勝ち点3を獲得している。