先日、ドルトムント移籍が発表されたU-17イングランド代表MFジュード・ベリンガムが、発表後に人種差別コメントを受けたことを明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 イングランド国内で将来を嘱望される若手の一人として注目を浴びて…

先日、ドルトムント移籍が発表されたU-17イングランド代表MFジュード・ベリンガムが、発表後に人種差別コメントを受けたことを明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

イングランド国内で将来を嘱望される若手の一人として注目を浴びていたベリンガム。多くのビッグクラブが関心を示す中、同胞のFWジェイドン・サンチョも所属するドルトムント行きを決断。推定移籍金は2500万ポンド(約33億7000万円)と、17歳ながらその期待の大きさが窺えるものとなった。

ドルトムント移籍は20日に発表されたが、直後にベリンガムのツイッター上で人種差別的コメントがあったようだ。22日にバーミンガムで最後の試合となったチャンピオンシップ最終節のダービー・カウンティ戦後に告白。「過大評価だ」、「黒人は金のことしか考えていない」という謂れのないメッセージが届いたという。

不愉快だったと正直な気持ちを明かしながらも、下部組織から過ごしてきたバーミンガムへの愛情が薄れることはなかった。

「何が起ころうとも僕はいつもブルーなんだ」

「ここは僕のホームクラブで心から愛している。ここでのパフォーマンスからそれが伝わってくれるといいね」

「(ツイッターは)見ていて楽しいと思えるように、そしてファンとの架け橋になる楽しい場所であることを願っている。今後はバーミンガム・シティへの愛と思い出を振り返ってばかりになりそうだけどね」