リバプールのユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグのトロフィー授賞式を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 すでに30年ぶりのリーグ優勝を決めていたリバプールは、22日にプレミアリーグ第37節でチェルシーを本拠地アンフィールドに迎えた。…
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグのトロフィー授賞式を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
すでに30年ぶりのリーグ優勝を決めていたリバプールは、22日にプレミアリーグ第37節でチェルシーを本拠地アンフィールドに迎えた。
ホームでのシーズンラストマッチということで、試合後にトロフィー授与が待っていた中、試合は予想外の乱打戦に。ナビ・ケイタのゴールで先制したリバプールは、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョルジニオ・ワイナルドゥムと加点し前半で3ゴールを記録。しかし、終了間際にオリヴィエ・ジルーにゴールを許し、3-1で折り返す。
後半早々にロベルト・フィルミノのゴールでリードを広げるも、タミー・エイブラハム、クリスチャン・プリシッチのゴールで1点差に詰め寄られる展開に。それでも、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが駄目押しゴールを決め、5-3で勝利を収めた。
思わぬ打ち合いとなったクロップ監督は、試合を振り返り、思わぬ展開となったものの、特別な夜だと語った。
「絶対的に特別なものだ。我々はこれまでに勝ったことがないので、比較はできない。もっと良かったかもしれないし、勝てなければもっとひどかったかもしれない。この選手たちはとても特別な存在だ」
「オープンな試合となってしまった今日のピッチでのパフォーマンスを誇りに思うことはできないが、素晴らしいゴールだった」
「信じられないほどのゴール、素晴らしいフットボールの瞬間、そしてこの試合が大好きだ。今までのところ楽しむことができ、残りの夜も楽しむことができる」
また、試合後にはKOPスタンドを利用したトロフィー授与のセレモニーが開催。リバプールファンとしては30年も待ったトロフィー授与だったが、クロップ監督にとっても特別なものであり、スタンドにいないファンと分かち合える形となったことを語った。
「絶対的に素晴らしいものだった。家族がスタジアムにいることができたことが、さらに特別にした。彼らは試合を観ることは許可されていなかったが、トロフィーリフトのために許可された」
「我々は家族がスタジアムにいることを知っていたが、明る過ぎてその姿を見ることができなかった。ただ、長い間見られなかった家族が今夜ここにいることを知っていた」
「このような瞬間を愛する人と共有したい。愛する全ての人、選手、スタッフ、遠に働く人々と、私の周りで一緒にいた。私の家族は、私にとって多くの音を意味しているので、その瞬間は本当に特別だった」
「この瞬間は大好きだし、選手たちもそうだっただろう。奇妙なことに、ステージに立っていて、誰もいなかった。でも、言わなければいけない。これらを考えた人々は、最大限にそのことを活用した」
「もしこれが最後の試合だったとしたら、我々はKOPスタンドに行く機会はなかっただろう。これまで、私はKOPスタンドへ来たことがなかった。現時点では理にかなっていると思う。みんながそこにいないから、我々はKOPスタンドを使う。彼らと共に、我々の心の中で祝うためにだ。本当に良かった」