インテルは22日、セリエA第35節でフィオレンティーナをホームに迎え、0-0で引き分けた。 前節ローマ戦を何とか引き分けたものの、勝利を逃して逆転スクデットが絶望的となった2位インテル(勝ち点72)は、勝利を逃せば今節でのユベントスの優勝が…
インテルは22日、セリエA第35節でフィオレンティーナをホームに迎え、0-0で引き分けた。
前節ローマ戦を何とか引き分けたものの、勝利を逃して逆転スクデットが絶望的となった2位インテル(勝ち点72)は、勝利を逃せば今節でのユベントスの優勝が決まってしまう可能性がある中、ルカクがスタメンに復帰。サンチェスと2トップを形成した。
欧州カップ戦出場の可能性も降格の心配もない12位フィオレンティーナ(勝ち点42)に対し、インテルが押し込む展開で立ち上がっていくと、11分にバレッラのミドルシュートでオンターゲットを記録。
ここはGKテラッチアーノにセーブされた中、18分にはルカクのヘディングシュートが右ポストに直撃した。
その後、デ・フライが左ヒザを負傷しラノッキアを投入したインテルは34分にも先制のチャンス。ヤングのヘディングでのパスをゴールエリア右で受けたルカクが右足でシュートに持ち込んだが、GKテラッチアーノの好守に阻まれ、前半をゴールレスで終えた。
迎えた後半、52分にサンチェスのシュートが左ポストに直撃したインテルだったが、攻めあぐねる状態が続くと、70分過ぎにL・マルティネスやブロゾビッチを投入していく。
79分にキエーザにゴール至近距離から決定的なシュートを許したものの、ここは守護神のハンダノビッチがファインセーブで阻止。
しかし、守護神の奮闘虚しく、終盤にかけては目立ったチャンスを作れないままゴールレスドローでタイムアップ。
この結果、23日に行われる試合でユベントスがウディネーゼに勝利すると、3試合を残してユベントスの9連覇が決まることとなった。