22日、プレミアリーグ第37節リヴァプール対チェルシーの一戦がアンフィールドで行われた。 試合は前半から王者リヴァプールが怒涛のゴールラッシュを展開する。 23分、ナビ・ケイタがバイタルエリアでボールを奪取すると、そのまま強烈なシュートを放…

22日、プレミアリーグ第37節リヴァプール対チェルシーの一戦がアンフィールドで行われた。
試合は前半から王者リヴァプールが怒涛のゴールラッシュを展開する。
23分、ナビ・ケイタがバイタルエリアでボールを奪取すると、そのまま強烈なシュートを放ちボールはバーに当たってゴールに吸い込まれた。(1-0)
38分にはバイタルエリア中央の位置からアレクサンダー=アーノルドがフリーキックを直接狙うと、ボールは壁を越えて、見事な弧を描きゴールネットを揺らしている。(2-0)
リヴァプールは前半でさらに得点を追加する。43分、コーナーキックのこぼれ球をワイナルドゥムが押し込んで3点差とした。(3-0)
しかし、チェルシーも意地を見せる。
前半アディショナルタイム、押し込む展開の中、ウィリアンのシュートのこぼれ球をジルーが詰めて1点を返した。(3-1)
後半に入るとリヴァプールが早々に4点目をマークする。
55分、アーノルドのクロスからフィルミーノが頭で合わせてゴールネットを揺らした。(4-1)
しかし、チェルシーも反撃に転ずる。61分、途中出場のプリシッチがドリブルから左サイドを抜け出すと、グラウンダーのクロスを送り、これをエイブラハムが押し込んで2-4とした。(4-2)
ブルーズはさらに点差を詰めた。73分、スローインからハドソン=オドイが抜け出すと、クロスボールを受けたプリシッチがペナルティエリア内で反転して、ゴールに叩き込んだ。(4-3)
1点差に詰め寄ったチェルシーだったが、リヴァプールは再び点差を離す。
84分、コーナーキックからカウンターを仕掛けると、ロバートソンがクロスを送る。これに途中出場のチェンバレンが右足で合わせて、勝利を決定づける貴重な得点をマークした。(5-3)
結局、同一戦はこのまま終了し、リヴァプールが打ち合いを制して、ホーム最終節に花を添えた。既にプレミアリーグ王者が決まっているレッズは優勝トロフィーを掲げている。
一方、チャンピオンズリーグ出場権をかけて戦ったチェルシーは勝ち点を積み重ねられず、最終節のウルブス戦へ持ち越しとなった。同一戦では勝ち点1以上の獲得で自力でのCL出場が決まる状況だ。
【リヴァプールのメンバー】
■GK
アリソン
■DF
アレクサンダー=アーノルド
ファン・ダイク
ジョー・ゴメス
ロバートソン
■MF
ファビーニョ
ワイナルドゥム(ミルナー)
ナビ・ケイタ(カーティス・ジョーンズ)
■FW
サラー(チェンバレン)
フィルミーノ(南野 拓実)
マネ(オリギ)
【チェルシーのメンバー】
■GK
ケパ
■DF
アスピリクエタ
ズマ
リュディガー
■MF
リース・ジェイムズ
ジョルジーニョ
コバチッチ
マルコス・アロンソ(エメルソン)
■FW
ウィリアン(プリシッチ)
ジルー(エイブラハム)
マウント(ハドソン=オドイ)