マンチェスター・ユナイテッドは22日、プレミアリーグ第37節でウェストハムをホームに迎え、1-1で引き分けた。 FAカップ準決勝を戦っていた影響で消化試合が1つ少ない中、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位レスター・シティに勝ち点で並…
マンチェスター・ユナイテッドは22日、プレミアリーグ第37節でウェストハムをホームに迎え、1-1で引き分けた。
FAカップ準決勝を戦っていた影響で消化試合が1つ少ない中、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位レスター・シティに勝ち点で並ぶ5位ユナイテッド(勝ち点62)は、3日前に行われ1-3で敗れたチェルシー戦のスタメンから4選手を変更。ポグバやマルシャル、グリーンウッドらがスタメンに戻った。
降格圏の18位ワトフォードとの勝ち点差が3あり、得失点差が14あることからほぼ残留が決まっている16位ウェストハム(勝ち点37)に対し、引き分け以上で最終節を前に4位以内浮上となるユナイテッドは開始2分にマルシャルがGKファビアンスキを強襲するシュートを浴びせる。
その後も自陣に構えるウェストハムに対し、敵陣でのプレーを続けたユナイテッドは、37分にラッシュフォードの強烈なミドルシュートが枠を捉えるも、GKファビアンスキのセーブに阻まれた。
ハーフタイムにかけても押し込んだユナイテッドだったが、45分にPKを献上してしまう。FKの流れからライスのミドルシュートがボックス内のポグバのハンドを誘発し、PKを献上してしまった。このPKをアントニオに決められ、ユナイテッドは先制されて前半を終えた。
後半からワン=ビサカを投入したユナイテッドは、51分に同点とする。マルシャルとのパス交換からボックス中央に侵入したグリーンウッドがゴール右を射抜いた。
今季のプレミアリーグ10ゴール目としたグリーンウッドの同点弾で勢い付くユナイテッドだったが、62分にボーウェンのシュートでGKデ・ヘアを強襲されると、劣勢を強いられてしまう。
68分にはライスに際どいミドルシュートを打たれた中、終盤にかけては疲労の影響か、チャンスを生み出せないまま1-1でタイムアップ。最終節レスター戦を前にユナイテッドはレスターを1ポイント上回り、CL圏内浮上を果たしている。一方、ウェストハムの残留も決まっている。