ステファノ・ピオリはACミランと新たな契約を結び、2022年6月までの2年契約にサインした。 54歳のイタリア人は2019年10月にミランの監督に就任。シーズン終了までの契約であったが、3試合を残して5位に導いてきた。 当初は、ラツィオ、イ…
ステファノ・ピオリはACミランと新たな契約を結び、2022年6月までの2年契約にサインした。
54歳のイタリア人は2019年10月にミランの監督に就任。シーズン終了までの契約であったが、3試合を残して5位に導いてきた。
当初は、ラツィオ、インテル、フィオレンティーナを率いてきたピオリの後任として、レッドブル・グループのサッカー開発部門責任者を務めているラルフ・ラングニック氏が就任すると見られていた。だが、今回ピオリと契約延長したことでそれは白紙となった。
ACミランのイヴァン・ガジディスCEOは、新しい契約について次のように述べている。
「ステファノは、我々のクラブが掲げるサッカーのビジョンである、エキサイティングで進歩的で情熱的なサッカーを実現できることを証明してくれた。これは最近の勝利に基づく決定ではなく、彼がいかにチームスピリットと目的の統一を築き上げてきたか、個々の選手とチーム全体のパフォーマンスを向上させてきたか、我々のビジョンを受け入れてきたか、そして彼自身とクラブの価値観を表現してきたかに基づく決定なのだ」
そして、続投が決定したピオリは嬉しさを露わにしている。「ACミランからの信頼を得られたことに喜びと誇りを感じている。スタジアムでは本当に寂しい思いをしているが、いつも近くにいて応援してくれるファンをはじめとする全ての人に感謝したい」
「何度も言っているように、私たちの未来は今日なんだ。私たちは集中して決意を固め、団結し、一つになってプレーしなければならない。私たちは今、並外れた道のりの始まりに立っている。この道を歩み続ければ、我々は成長し、ますます競争力を増していくだろう」と最後にピオリは語った。