ロシアのズナーミャ・トルーダの16歳GKがピッチ上での落雷事故から復活を果たした。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 ロシア3部のズナーミャ・トルーダのユースチームに在籍するロシア人GKイヴァン・ザボロフスキは、今月初めに行わ…
ロシアのズナーミャ・トルーダの16歳GKがピッチ上での落雷事故から復活を果たした。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。
ロシア3部のズナーミャ・トルーダのユースチームに在籍するロシア人GKイヴァン・ザボロフスキは、今月初めに行われたトレーニングセッションの際、ピッチ上で落雷事故の被害に。
トレーニングユニフォームの前面が焼け焦げるなど、感電による損傷を受けたザボロフスキは、2分間ほど心肺停止の状態となっていたが、コーチングスタッフらの応急処置の末に息を吹き返し、すぐさま地元の病院に緊急搬送。
その後、しばらくは昏睡状態に陥っていたものの、担当医が「幸運な星の下に生まれた」と語るように奇跡的な回復を見せたザボロフスキは、事故から約3週間後に無事にトレーニング復帰を果たした。
ザボロフスキは『ロイター通信』のインタビューで、「呼吸するのは困難だったけど、それだけだよ。今は徐々に回復しているし、すべてが正常に戻りつつあるよ」と、落雷事故を回想。なお、事故当時の記憶は全くなかったという。
また、ザボロフスキは待望のトレーニング復帰と共に、21日にはズナーミャ・トルーダとのトップチーム契約締結が発表されている。