20日、JTA(日本テニス協会)は公式YouTubeチャンネルで、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためのテニスの「Newノーマル」を紹介する動画を公開した。【写真】withコロナでボールパーソ…

20日、JTA(日本テニス協会)は公式YouTubeチャンネルで、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためのテニスの「Newノーマル」を紹介する動画を公開した。【写真】withコロナでボールパーソンを務めた美女選手

JTAは「テニスを愛する全ての皆さまと共に、正しい知識で新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ【安心・安全なテニス】のため」としている。

動画は約15分間。その中で、まずテニスにおける「Newノーマル」については「新型コロナウイルスに『感染しない・感染させない』ために必要な持ち物やプレーマナーを取り入れ、『新しい普通=Newノーマル』でテニスを楽しみましょう!」と呼び掛けている。

続いてプレー前、プレー中、プレー後それぞれにおける様々なポイントを流れで紹介しており、心得としては大きく以下の3つを挙げている。

1.持ち物&コートマナー

2.首から上を触らない

3.持ち物は全て持ち帰る

持ち物については体温計や消毒グッズの持参や、その他にもウェアを他者が触れないよう持ち帰るためのビニール袋、他者との接触を避けるための折り畳みイスやレジャーシートなどを推奨している。

また、プレー前の手指の消毒やプレー中のソーシャルディスタンスはもちろん、ボールに直接手を触れる人を最小限にするため、その日の「ボール・オーナー」を決めることを提唱。これは、球拾い時にラケットを使って集め「ボール・オーナー」だけが直接手でカゴの中に入れるといったことだ。

そして、サーブ練習など「ボール・オーナー」以外も手でボールに触れる必要がある際は、再び全員が手指の消毒を行うことも呼び掛けている。首から上を触らないために、リストバンドの使用や、タオルは手で触る面と顔を拭く面を使い分けると良いということだ。

一方、夏本番を迎えるなかで「これまでの『ノーマル』である、水分補給や熱中症対策も、引き続き忘れずに行いましょう!」としている。

常に安心・安全を心掛けながら、テニスを楽しみたいところ。動画の最後の方で、JTAは「今だからこそ、テニスで元気に」とメッセージを送っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真はテニスのイメージ

(Photo by Julian Stratenschulte/picture alliance via Getty Images)