チェルシーがシェフィールド・ユナイテッドでプレーするイングランド代表GKディーン・ヘンダーソン(23)の獲得を目指して、現給の倍額以上を用意しての引き抜きを画策しているようだ。 2018年夏にレンタルでマンチェスター・ユナイテッドからシェフ…
チェルシーがシェフィールド・ユナイテッドでプレーするイングランド代表GKディーン・ヘンダーソン(23)の獲得を目指して、現給の倍額以上を用意しての引き抜きを画策しているようだ。
2018年夏にレンタルでマンチェスター・ユナイテッドからシェフィールド・ユナイテッドに移り、武者修行が続くD・ヘンダーソン。昨季のチャンピオンシップ(イングランド2部)で守護神としてチームを昇格に導くと、今季もここまでプレミアリーグ全体で2番目に多いクリーンシート数を記録して、昇格組ながら8位躍進を続けるブレイズを最後尾から支えている。
イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、チェルシーはフランク・ランパード監督がスペイン代表GKケパ・アリサバラガのパフォーマンスに納得していないなかで、以前から関心が取り沙汰されるD・ヘンダーソンの代理人とコンタクト。現在の週給約7万ポンド(約950万円)から2倍以上となる週給17万ポンド(約2300万円)のサラリーで獲得する準備を進めているという。
一方、1年間の契約延長オプションを除けば2022年まで契約を残すD・ヘンダーソンは以前、将来的にユナイテッドに戻り、正守護神としてのプレー願望を明らかに。しかし、D・ヘンダーソンに近い関係者の証言によると、ユナイテッドのトップチームに居場所がないようであれば、完全移籍を求める意向もある模様だ。
ユナイテッドの現守護神であるデ・ヘアの不安定なパフォーマンスから今夏復帰を待望視する声が挙がるD・ヘンダーソン。オーレ・グンナー・スールシャール監督も将来的な守護神候補として期待を寄せる注目株だが、チェルシーは引き抜けるのだろうか。