マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が試合前会見に出席した。 佳境のプレミアリーグで来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを演じる5位ユナイテッドは22日に行われる第37節で16位ウェストハムをホームに迎…
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が試合前会見に出席した。
佳境のプレミアリーグで来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを演じる5位ユナイテッドは22日に行われる第37節で16位ウェストハムをホームに迎え撃つ。
19日に行われたFAカップ準決勝のチェルシー戦で公式戦20試合ぶりの黒星を喫した直後の一戦になるスールシャール監督だが、選手たちに即座の立ち直りを求めた。
「負けたら、傷つき、がっかりするものだ。次の試合に目を向けなければ。1つの敗北が世界の終わりというわけじゃない。FAカップを優勝できずに終わってしまったが、いつもように次戦に向かっている。クラブとしても多くの挫折を経験して、ビッグゲームで負けた過去もあるが、そのたびに乗り越えてきた。それこそ今の我々がすべきことだ」
そんなユナイテッドの相手は残留争い中のウェストハム。かつてユナイテッドの指揮を率いたウェストハム現監督のデイビッド・モイーズ氏に賛辞を贈り、ここ5試合で3勝1分け1敗の成績を残す相手チームを警戒した。
「デイビッドが何か言われたり、書かれたりしているものに逐一目を通しているわけじゃないが、彼は素晴らしい仕事をしている。ロックダウン後のチーム状態を見ても、改善の跡がわかる。彼はファンタスティックな監督。最近の試合でノリッジやワトフォード、チェルシーを破ったチームなのだから、難しいゲームになってくる」
また、この一戦を勝つと、今節を落とした勝ち点同数のレスター・シティを抜いて4位に浮上でき、同日に行われるリバプールvsチェルシーの結果次第で3位までジャンプアップできるチャンスもあるスールシャール監督はユナイテッドにとって、どれだけCL出場が重要なものなのかとの質問にも応じた。
「常にね…最大級のトーナメントに参戦して、最大級のチームと対戦したい。その要素だけでもマンチェスター・ユナイテッドにとって、魅力的だ。今の我々が何かしら良い形で旅を進めているのは誰もがわかると思う。我々次第だ。金銭的な面や、選手を惹きつける面でどれだけの意味を持つものなのかは話したくない。とにかく、次の2試合に集中するだけだ」